日暮れて道は遠し

少しわかった 

2018年04月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:泳ぐ

できるだけ毎日泳ぐことを課して、約1ヶ月を経過した。
「よく考えて」泳ぐことはいろいろな発見がある。
これはスキーのときにも痛感した。

まず大きな発見は、泳ぐことは、強い力を使って運動することではないことだ。むしろ水の抵抗を最小限にする体の使い方に熟達するスポーツという気がする。水中の運動は、大きな水の抵抗に逆らって動く。大きな抵抗に逆らい、大きな力でねじ伏せて運動するより、最小限の抵抗を実現するように体を使い、小さな力で泳ぐのが、どうも正しいのだ。

これは陸上競技などとは大きく異なる。陸上競技は、抵抗の少ない空気中で運動するので、いかに最大パワーを生み出すかに重点がおかれる。

平泳ぎは、水の抵抗がもっとも大きな泳ぎ方だ。どんな瞬間でも体が空気中に出ることはない。せいぜい呼吸のために頭が一瞬空中に出るくらい。手も足も水中に没した中で運動する(手のリカバリーが空中に出るほうが抵抗を受けないので競技では手は空中に出ている)。

平泳ぎの推進パワーの80%くらいは、足が生み出す。したがって足の推進パワー(蹴り)がマックスになるときに、もっとも水の抵抗を小さくすることが重要であることがわかってきた。もっとも抵抗の少ない体型は、体が水平で一直線に伸びた形になる(これがストリームラインと呼ぶ姿勢)。足の蹴りを入れるときは、ストリームラインを取らなければならない。

選手の動画などを観察すると、足の蹴りを入れている時に、もっとも前進している。前進が衰えてくる頃に手のかきが入る。この手と足のコンビネーションが大切とわかってきた。言うは易く、これを体が習得するには、繰り返しの練習が必要だね。



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