日暮れて道は遠し

よく考えると習ったことはなかった 

2018年04月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:泳ぐ

20年ぶりに泳いでみたのだけれど、よくよく考えると水泳を習ったことはなかったなと思った。なんとなく、学校の授業などでも、泳げるのが当たり前みたいな雰囲気があり、当たり前に泳げるものとして過ごしていた。
生まれが海に近いところであったし、横須賀という海の街で暮らしていたから、あまり疑問にも思わなかった。

60歳を超えて泳いでみようと思ったときに、これまで我流で何とかやっていただけだったと気が付いた。そこでネットにある動画などを見てみた。驚いたことに現代の平泳ぎは、自己流に考えていた平泳ぎとはまったく別ものであった。

なんとなく平泳ぎというと、面を水につける泳ぎ方と、顔をあげたまま泳ぐ泳ぎ方があるなくらいのものだと思っていた。顔をあげたまま泳ぐのは海などで遠泳するやり方だ。

いまの泳ぎ方は、一言でいえば競技泳法なのだ。いかに水の抵抗を減らして速く泳ぐかに集中した泳ぎ方であった。したがって顔をあげて泳ぐなどもっての外なのだった。顔を上げれば、体がななめになり足が沈む。これほど抵抗の多い姿勢はないということなのだ。

ストリームラインとか、リカバリーとか、用語に関しても隔世の感があるな。追いつくのにやっとだ。



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