日暮れて道は遠し

書見台の意匠登録が済み、特許申請は拒絶査定が・・・ 

2018年04月14日 外部ブログ記事
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かねてから試作してきた書見台の意匠出願を提出していましたが、属する分野分類の指摘を受け、補正書を提出して、はれて登録となりました。特許出願の方は約4年前に出し、昨年5月、迷った末に審査請求をしました。その後しばらく時間が経過し、昨年末に、今度は拒絶査定の書類が届きました。拒絶理由は、たいてい決まりきった文言で、「新規性がない」とか、「進歩性がない」などです。とりあえず、このダメよという関門がやってきます。(研究開発の仕事をしていた頃は、出願に絡んでしじゅう審査官とバトルしていました。だからある程度慣れっこです。)拒絶査定の根拠として、公知の出願文献が引用されます。それを見ると、なんと1971年出願の実用新案、そのほかが出てました。こんな古いものまで正直なところ、事前サーチしていませんでした。初めてみたという感じ。50年近く前の文献だし、ここまで調べるのは個人では手に余ります。じっさいのところ無理です。よく調べたものですね〜 いちばん強烈な既存文献は、この1971年の出願でした。内容を見た時、ああこれはダメだな、負けたなと思いました。構成する部品の形状が似ている上に、書見台のコンセプトが、かなり酷似しています。すでに公知であったと納得してしまうような文献でした。拒絶査定に対して60日以内に、反論するならば意見書を出す必要があります。出さなければ拒絶を受け入れて取り下げたとみなされ、これで終了。正直、これはダメだなとずっと放っておきました。でも、人間の脳とは不思議なものですね。顕在意識では、もうダメと放っておきながら、どうも潜在意識では反論を考え続けていたようです。寝ているときや、ボーッとしているときに、何となく反論を考えています。そして先日、その答えがフッと浮かび上がりました。「そうだ!既文献には明確に記述してはいないけれど、わが出願書では、はっきり特徴を書いている言葉がある」と気がついたのです。これを軸に、反論が成り立ちそうだと思いいたりました。ところで意見書提出の期限は、切れていなかったっけ?急いて調べてみると、60日以内とは4月上旬に相当します(この文章はあるサイトに3月24日に書いています)。あと2週間くらいの時間しか残っていないとわかりました。なんとか頑張れば提出にこぎ着けそうです。今月中(3月中)の書類完成の目標で。書類作成の夜なべ仕事が増えてしまいますけれど・・・  (あるSNSに記した3月24日の雑記を転載)

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