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教えられるブログ2
山は時には凶暴な姿
2017年04月27日
テーマ:山歩きと登山
予定を決めて塔ノ岳に届け物として上って来ました。
山の天候はCであった。
誰もが行かない不良天候です。
冒険はする予定では無かったがこんなに有れる山だと
考えず歩いてましたが突如現れた防風に阻まれてしまう。
続きは下記からどうぞ。
昨日の山歩き。
思いついて出かけてき来た。実は塔ノ岳にお届けをしたく二日前に計画するも山天気がいい日には行けずであった。
そして昨日天候はCであったが風の強さから12m程度なら歩けると確信し大倉から「バカ尾根」に取りつく。
初めちょろちょろで上がって行く。バスからは9人下りてたが足早に消えて行った。
慌てる旅ではないとゆっくりのペースで歩く事にしてました。雑事場ノ平からも前に歩く姿は見えず早い歩きで通過したんだと感じてます。
そして堀山の家で前の人を捉える、だが女性一人の歩きは自分以上のゆっくりだ上って行く。
小草平でも休息は取らなかった、行く道では後ろから付いていく状態で花立山荘で追い越した。時間はハイペースです、何時もの体ではない歩きが自分には有りました。
花立で風景を見ていたら女性に追い越されてしまい、のちに先に塔ノ岳に着かれる始末。山頂からの景色は下から吹き上げる雲、ガスが勢いよく上って来るので立ち止まったの時間は有りません。
嵐その物です。山天気は当たってます、雨でも雪でもCだが強風でもCです。尊仏山荘にお邪魔しました。自分入れて四人入ってます。
ガラスがガタガタ揺れる音が響く中コーヒーを飲むものコーラを注文する人達で今日の山話をしてます。
自分は届け物として来たが家主に渡して一件片付いた。時間はたっぷりあるそこで早目のお昼とした。五時に朝飯を食べて五時間なら入るとおにぎりに先日掘り出したタケノコにひじきのおかずを前にぱくつく。
今日の歩きは表尾根から下山としてたが、足の快歩につられ丹沢山まで延長とソソクサに切り上げ日高へ向かってる。笹の中道を歩いている分には
気持ち良かったが稜線が左に変わると風の強さが背中のザックに伝わる。
この程度ならと前進して行く。丹沢山に到着した、山の景色は時折見られる程度だった。丹沢山にも誰も姿無い、道標と相談する。今の時間なら蛭ケ岳も有かと計算し下りに掛かる。
大下りを済んで箒沢ブッコシからは風の勢いは強くなる、谷間からの吹き上げが集中する形が地形にある。帽子が飛ばされるあっと言う間に飛んだ
すかさず回収に歩くが近くに引っかかって幸いする。
此のように風と格闘しながら尚笹の道を歩く、前から一人出っくわす、自分と同じ縦走者かと見た。不動ノ峯休息所に着くしかし小屋で休む事は出来ない。前が開けているし風が諸に入って休むなんて無法。
仕方なく通過した、風の勢いは段々勢力を増している。風を受ける山は左に山道なので当然だった。ここら辺は転落は薄いと考え先にと歩く。
不動ノ峰に着いたさて此れからが勝負と思って慎重に歩いたがその場所は下る木段が開けた場所に伸びている。先には棚沢ノ頭、鬼が岩などがある
しかし其処までも行ける状態は今いる木段で足が止まってしまった。
数段下りたが前からの強風は体がよろける処か飛ばされてしまう20mは有ろうかの猛烈な風が用木沢、箒沢からの集合風が爆風状態で攻めてきた
木段にしがみつき様子を見ているが、お尻が持ち上がるようで気持ちが落ち着かず。
10分程度耐えていたが無理となる、全身は危険だし無謀その物と撤退する。こんな経験は二度目富士山頂に着いた時誰もが風下にしがみついてたあの場面を思い出した。お鉢周りをする予定だったがなにせ足が前に動かせない強風を経験してた。
今回は木段の傾斜地で掴まるものは一切ないのだ、諦めて当然だったと振り返る。急ぎ足で丹沢山に戻った、あの風は恐ろしい恐怖を見た。
正面にみやま山荘を見コースは11kmの宮ケ瀬へと変更する。
風は以前収まっては居ません。でも此方なら幾分しのげると感じ長い道を歩き出す。瀬戸沢ノ頭まではすんなり歩けた、時折強風の風が木立に共鳴し五月蠅いし気持ちが落ち着かない。
中峰の円山木ノ頭は階段が多く息が上がる処だ、休みながらだったが通過出来た。無名の頭も越えた残りの東峰本間ノ頭もクリアーする。
14時近くに成ってた何処かで休もうと場所を見ては下って行く。
風は立ち止まりをさせてくれない、影が有ればと下って行く此処で良いかと腰を降ろした。カップ麺にお湯を注ぎ数分間待つ、横に置いてたが突風は来る、慌てて股の間に引き寄せる。コーヒーは大丈夫だったがお湯の冷め方が早い。風がお湯をかき混ぜるようだった。
簡単に腹ごしらえを済ませた、ザックは軽くなる水はペットボトルに残していた。お湯は無し。短時間ではあった、強風の木段から立ち止まりの休憩は取ってたが極短い為に足を休ませていなかった。
足を伸ばし休んだのがその後の歩きに元気を取り戻す。
道の距離は減らないこんなに歩いたのに後7kmもかよ、頑張っぺ。
半分を終えて後半の三キロ残しまで来た、切れかかった場所へ着く。
この場所もキレットで谷間から強風が上がってる。帽子はしまった、ストックも片づける。両手は使える此れで岩を掴んで上がれば大丈夫と足と
手を使って極短い場所だが風からの対処は出来た。
もう無いと思って歩いてたがこんな場所にも遇ったかと通過する。
松小屋ノ頭を通過し岩の乗り越えが現れるこの場所では風の影響はなく
安心する。ロープに捕まり三点支持でクリーする。林に入って行くが金冷しの場所。
この前後は先ほどの岩場が存在するので若干の注意箇所です。山頂はもう一か所ある、高畑山だもういい巻道で行くしかない、残り一時間となるが
山からは未だ出られません。
眼下に宮ケ瀬湖が見えて来ます、気持ちは落ち着く、やっと下りられると目にする湖4時間の主尾根を歩き終えた。
三叉路の登山口、宮ケ瀬の登山口に着いたぞ〜。
山歩きは終わった、バスに乗るには近くに本厚木向けのバス停が有るが利用せず通過です。湖のほとりをてくてく8kmを歩いて半原バス停に向かう。
ダムから石小屋ダムに入り中津川沿いから半原バス停となる。
登山口からトンネルを二か所通過しました時間は16:50分です。ダムの閉門に間に合うように歩いてました。時間は17時のひばり放送が響くこの放送は相模原市広報から流れるものです。
五時が過ぎた閉門かよとかっかりする。そしてダムに到着した、ゲート横に管理人が居ました、入っても戻ることは出来ませんよって話した。
何と時間は余裕があったのでした17:15分閉門だと告げられた。
ならばエレベーターも間に合うかと急いで向かった、時計の時間とにらめっこしながらダムのエレベーターにスイッチを押した。時間は30秒過ぎてた時間は正確だがダムの方が若干緩かったようで乗れました。
地下B3まで降りて行く一分の時間は長く感じてた。安堵感だったのか
もし使わなかったら外周からバス停にと成ってしまうので良かった。
ベンチに座り最後の水分を喉に流す。やれやれの気分巨大なダムを見上げてました。ザックを背中に付けたもう少し歩かないとバスには乗れない。
次のゲートに来た、時間は17:30分閉門と書かれてる。通過もぎりで
有った。
十五分あれば半原バス停に歩けると判断でバスの発車時刻を勝手に想像しながら向かってました。例え48分の発車なら次のバスかと描きながら
橋を渡って行く。バスは居た、案内は地元行の田名バスターミナルだった
上手く乗れた。
発車時刻は58分だった、スマホを取り出し家に下山報告を入れる、未だ
そんな場所に居るのですかと返事が帰って来た。兎に角、山は終わったのだから心配も終わったのだと言いたかった。
三度目の長旅、山歩き。蛭ケ岳への歩きは猛烈な風に阻まれたが次の歩きにすれば楽しめるので気軽に行ける場所だ。冒険も危険を持ち込んでは冒険とは言えない、無謀な行為です。
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