えいげきブログ

桂三四郎さん独演会「第3回えいげき亭」に行ってきました! 

2016年09月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:イベント告知

こんにちは! えいげきです。今回のブログはカワウソが担当します。

9月8日(木)に上野の下谷神社内にある下谷神社会館で開催された『第3回えいげき亭「超高速!参勤交代 リターンズ」公開記念 桂三四郎独演会〜寄席発祥の地で新作ネタおろしの会〜』に行ってまいりました!

「えいげき亭」とは、衛星劇場を運営する松竹ブロードキャスティングが定期的に開催している落語会です。8月10日のブログでご紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください!

会場は満員御礼の混雑ぶり。お若い女性も多く、桂三四郎さんの人気が伺えます。三四郎さんは桂文枝さん(前名・桂三枝さんですね)のお弟子さんで、英語落語で海外公演もこなす国際派だそう。活躍の幅広さが、客層にも現れていると思いつつ会場を見回していると、出囃子がなり始めました。「えいげき亭」開演です。

満場の拍手で迎えられた三四郎さん。生で拝見するとシュッとした顔立ちと立ち居振る舞いで、こちらも姿勢を正したくなるほど。会場の様子を伺いつつ口を開くと、まずはモデルのローラさんのように美しいイケメン外国人に話しかけられた枕から始まりました。

会場の緊張感がほぐれてきたところで、1席目、満員電車に乗り合わせた人々の悲喜劇を描いた創作落語「世間の車窓から」です。登場人物が多いのですが、三四郎さんの表現力と話術で会場は笑いに包まれました。つらい満員電車も今後は楽しめるかも。

そして今回のメインとなる2席目です。やや緊張した面持ちで再び高座に登場した三四郎さん。それもそのはず、今回は映画『超高速!参勤交代 リターンズ』をテーマにした書き下ろし落語を披露することになっていたのです。しかも普段、独演会で書き下ろしを披露することはないんだとか。

始める前に三四郎さんは、現代に話を置き換えるため、「参勤交代」は現代の「転勤族」、もしくは「単身赴任」であるとまずは説明。そして、成功するかどうかは会場の皆さんの協力が不可欠だと巧みに懇願し、会場をワクワクとヒヤヒヤが入り交じる一種興奮状態にも似た状況にして切り出しました。

とはいえ、始まれば三四郎さんのペース。大阪出身の家族が日本各地に転勤する様を、上方落語家さんならではの関西弁を駆使した話術で表現。その巧みさに一同爆笑につぐ爆笑です。参勤交代=転勤の大変さとユーモアを見事に落語にしていただきました。ちなみに書き下ろしの演目名は「超高速転勤交代」だそうです!

そして仲入り(休憩)の後、3席目がスタート。創作が2席続きましたが、最後は左甚五郎を主人公とした古典落語「竹の水仙」です。ここまでくると観客は三四郎さんの虜。もう思う存分笑わせてもらいました!

笑いの余韻に浸りながらの帰路は幸せな時間。落語は噺の情景が鮮やかに浮かんでくるのも楽しみのひとつですよね。電車に乗りながら、1席目の「世間の車窓から」を振り返り、思い出し笑いをしてしまいました(笑)

実はみなさまにも「落語」を楽しんでいただこうと、今度予定している「衛星劇場×シニア・ナビ コラボイベント第3弾」では、「落語」を予定しています。近日中に詳細を発表いたしますので、お楽しみに!

▼8月10日のブログはこちら
『落語会「えいげき亭」を開催! 映画好きならもっと楽しめます!』
>> http://www.senior-navi.com/user/blog/diary_detail467607.html



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