えいげきブログ

『超高速!参勤交代』で湯長谷藩一行が辿り着いた江戸の上屋敷跡を訪ねてみました! 

2016年08月31日 ナビトモブログ記事
テーマ:映画の小ネタ

こんにちは! えいげきです。今回のブログはカワウソが担当します。

突然ですが、2014年に公開された『超高速!参勤交代』をご存知でしょうか。実在の湯長谷藩(現在の福島県いわき市)の第4代藩主・内藤政醇(まさあつ)を主人公にした作品で、幕府の陰謀により突如参勤交代を命じられた弱小貧乏藩が、〈金〉も〈人手〉も〈時間〉も無いなか、知恵と工夫で無理難題に挑み、見事江戸への参勤を成し遂げる物語です。9月10日(土)には続編『超高速!参勤交代 リターンズ』の公開も決まっているので、ご存じの方も多いかもしれませんね。

以前、『釣りバカ日誌14』のロケ地紹介もいたしましたが、カワウソは映画のロケ地や関連した土地を訪ねるのが大好きなんです。本当は今回も福島県いわき市に赴いて、湯長谷藩縁の地を訪ねたかったのですが、〈金〉も〈人手〉も〈時間〉もなく……(笑)、残念ながら映画のようにはいきませんでした。そこで、映画について色々と調べたところ、都内に関連した場所がありました! そこは、1作目で参勤を成し遂げた場所。つまり、湯長谷藩の江戸屋敷跡地です。

正確には、湯長谷藩の上屋敷跡地なのですが、古地図とにらめっこしたころ、六本木ヒルズ近くにあることが判明。そこで南北線・麻布十番駅から向かうことにいたしました。麻布十番商店街を抜け、けやき坂(写真1枚目)を上りきり左折してしばらく歩くと、左手に麻布税務署が見えてきます。古地図によると、上屋敷があった場所はこの税務署の裏手のようです。

もしかして何かしら名残のようなものがあるかもと想像に胸をふくらませて裏手に入ったものの、やはりというか、当たり前というか、現在では住宅街となっていいました(写真2枚目)。残念。とはいえ、このあたりに湯長谷藩がたどり着いたと考えると、時を超えてなにかこみ上げるものがあります。映画を通じて学ぶことって本当に多いですよね。

無事に上屋敷への「参勤」を済ませたので、「交代」という名の帰路につくのでありました。

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