えいげきブログ

講師の仲野マリさんにコラボイベント第2弾を振り返ってもらいました! 

2016年08月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:歌舞伎

こんにちは! えいげきです。関東地方もようやく梅雨明けを迎えましたね。夏雲の爽快さをうれしく思いつつも、避けられぬ猛暑には辟易するばかりです。どうぞみなさまこの暑さで体調など崩されぬよう、くれぐれもご自愛ください。

さて、7月23日(土)、盛況うちに終了いたしました衛星劇場とシニア・ナビのコラボイベント第2弾「歌舞伎めぐりin江戸東京博物館」。すでに体験レポートが公開されていますが、ご一読いただけましたでしょうか。次回のコラボイベントも現在計画中ですので、ご参加いただけなかった方もぜひ参考までにのぞいてみてくださいね。

体験レポートもおすすめなのですが、なんと今回は講師を務めていただきました仲野マリさんに当日を振り返っていただきました。コラボイベントの内容を、いろいろな側面からみなさんに触れていただき、その面白さを知っていただき、より多くの方が次回のイベントにご参加いただけることを願っております!

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さる7月23日に、東京・両国にある江戸東京博物館内の学習室で「歌舞伎を身近に楽しむヒント」という講座を開催しました。(シニア・ナビ主催・衛星劇場共催)

講座に参加された方々は、「シニア・ナビ」の会員さんということで年齢層が高いこともあり、歌舞伎をご覧になったことのある方が半分以上。でも「観たことはあるけれど、よくわからなかった」という方も多く、そういう方々には「映画を一度見ても、その一回がどういうジャンルの映画だったかで印象はまったく変わってしまいます。歌舞伎にも喜劇あり、ホラーあり、歴史ものあり、恋愛ものあり、と様々なジャンルがあるので、自分に合った好みの演目に出会えると、感情移入がしやすいですよ」とお話し、自分が好きなジャンルは何なのか、「時代物とは」「世話物とは」、「荒事とは」などを、衛星劇場で放送する作品の写真や番組宣伝映像を交えて具体的にイメージしてもらいました。

また、昔から特等席と言われる「とちりの席」や、安くても全体が見やすい席、花道が見えづらい席など、チケットを買うときの座席の選び方を解説すると、皆さん身を乗り出して聞いてくださいました。配布した用紙が真っ黒になるまでメモをとる方もいらしたとのこと、ありがたく思います。

講座の後は、江戸東京博物館の常設展示の見学。大きな日本橋を渡って入る常設展示は巨大ジオラマとも言える迫力です。なかでも江戸ゾーンの「芝居と遊里」コーナーには芝居小屋・中村座の正面部分が原寸大で復元されており、そのそばには歌舞伎でも有名な作品の一つ「助六(「助六由縁江戸櫻」)の一場面が、登場人物である助六や揚巻らの等身大の人形とともに展示されています。また、「東海道四谷怪談」の仕掛けのうち「提灯抜け」「仏壇返し」「壁抜け」「田楽返し」を、係の人が精巧なミニチュア版舞台を操作しながら解説してくれました。

自由参加の交流会ではグループ対抗「歌舞伎クイズ」で大盛り上がり! 講座ではお話ししきれなかったこともここで補足ができて私も安堵です。質問もたくさんいただきましたし、「わかりやすかった」「これまで胸にあったモヤモヤが吹き飛んだ」「歌舞伎を観に行こうと思いました」などの感想もあり、講師冥利に尽きるひとときでした。(文・仲野マリ)
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『「歌舞伎めぐりin江戸博」体験レポート』はこちら
http://www.senior-navi.com/special/92.html

仲野マリさんのコラムも読める「衛星劇場公式Facebook」はこちら
https://www.facebook.com/eiseigekijo/



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