えいげきブログ

「二枚目」「十八番」! これ歌舞伎由来の言葉なんです 

2016年07月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:歌舞伎

こんにちは! えいげきブログ担当のかわうそです。

今月23日(土)に予定している衛星劇場とシニア・ナビのコラボイベント第2弾「歌舞伎めぐりin江戸東京博物館(交流会付)」の開催が迫ってきました。7月20日(水)まで募集していますので、ぜひご参加ください!

さて、今回は歌舞伎イベントにちなんで、普段何気なく使っている言葉に隠れている歌舞伎由来の言葉をご紹介したいと思います。

■「二枚目」
最近では“イケメン”という言葉のほうが使われがちですが、美男子のことを二枚目って言いますよね。実はこの言葉、江戸時代に上方歌舞伎の芝居小屋の前に役者の名前を冠した八枚の看板を掲げていたのですが、その二枚目に美男役を書く習慣があったことが由来だそうです。ちなみに一枚目には主役、三枚目には道化方(道外方)の名前が書かれていたそうです。三枚目はいまでも滑稽なことをする人を指して使われていますよね。

■「十八番(おはこ)」
カラオケで得意な曲を十八番といったりしますが、これも歌舞伎由来の言葉だそうです。天保3年、七代目市川團十郎が市川團十郎家代々の芸から十八演目を選んだ「歌舞伎十八番」を発表したことから、「十八番」が定着したとか。ちなみに「番」とは、能や狂言を数える単位だそうです。

ご紹介した2つの言葉のほかにも「のべつ幕なし」や「幕の内弁当」など、現代でも歌舞伎由来の言葉はあちこちで使われているので、調べてみると楽しいですよ。23日のイベントでは仲野マリさんが、歌舞伎を楽しむためのヒントを教えてくれます。入門編的な内容ですので、気負わずにご参加ください!

「歌舞伎めぐりin江戸東京博物館(交流会付)」のお申し込みはこちらから
http://www.senior-navi.com/special/90.html



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