えいげきブログ

イベントとコラムで歌舞伎を楽しむヒントを学ぼう! 

2016年06月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:歌舞伎

こんにちは! えいげきです。

6/15に発表させていただきましたが、衛星劇場とシニア・ナビが共同で企画するイベントの第2弾「歌舞伎めぐりin江戸東京博物館」(交流会付き)を7月23日(土)に開催いたします。イベントではエンタメ水先案内人の仲野マリさんを講師にお迎えして、歌舞伎を楽しむヒントを教えていただく予定です。仲野さんの歌舞伎解説は初心者にも分かりやすく面白いので、歌舞伎に興味があるのなら、この機会を逃す手はありません。ぜひご参加ください!

なお、衛星劇場では、公式ページ上で仲野さんの歌舞伎コラム「歌舞伎彩歌」を連載しています。イベントへのご参加が難しくても、コラムにも歌舞伎を楽しむヒントが満載です。毎回、衛星劇場で放送される演目を採り上げて解説していますので、読んだ後にテレビでご覧いただくとより楽しめるかと思います。

歌舞伎コラム「歌舞伎彩歌」。第9回は「研辰の討たれ」をご紹介。詳細版は公式ページにございますので、そちらもご覧ください!

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☆歌舞伎コラム☆ 歌舞伎彩歌
<今月のあの場面、この場面>
「研辰の討たれ」テレビ初放送

「敵討ち」というと、皆さんはどのようなお話を想像しますか? 清廉潔白な武士が、私腹を肥やす悪家老などに殺され、その家族が悪者を追い詰め成敗する!…ふつうはこのような展開を思い浮かべますよね。でも「研辰の討たれ」は違います。第一に、父の仇を「討つ」側の武士・平井九四郎と才次郎の兄弟ではなく、「討たれ」る守山辰次の方が主人公であること。第二に、その辰次がとってもいじましくて二枚舌で、カッコ悪いことこの上ないキャラクターだということ。父親の仇として平井九市郎・才次郎兄弟に捜し当てられ「正々堂々と勝負しろ!」と言われても、ひたすら逃げまわる辰次。ふつうなら、なかなか感情移入できるキャラクターではありません。作者はなぜ「討つ」側の平井兄弟ではなく「討たれ」る側の辰次を主人公にしたのでしょう?
(文:仲野マリ)

更に詳しく読む⇒http://www.eigeki.com/special/column/kabukisaika_n09

「研辰の討たれ」
出演:片岡愛之助 市川中車 中村壱太郎 嵐橘三郎 市川笑也 坂東秀調
(2016年/平成28年1月・大阪松竹座)
放送日:6月28日(火)後4:00
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仲野マリさんのコラムも読める「衛星劇場公式Facebook」はこちら!
https://www.facebook.com/eiseigekijo/
多彩なコラムや最新放送情報をご紹介!

「歌舞伎めぐりin江戸東京博物館(交流会付)」のお申し込みはこちら!
http://www.senior-navi.com/special/90.html



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