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美術展
2018年04月19日
テーマ:テーマ無し
ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに 森 澄雄
昨日、降りしきる雨の中、上野の東京都美術館で14日から開催されている「プーシキン美術館展ー旅するフランス風景画ー」に行ってきた。
毎月第3水曜日はシルバーデイとかで、65歳以上は入場料が無料ですと、会場入り口で伝えられ、午前の早い時間、それも雨降りの日だというのに、長蛇の列ができていて、雨の日の午前中だから空いているだろうという目論見も見事に外れ、その列におとなしく並んだ。
会場内は当然のことながら、大勢の人々で、絵画鑑賞するにも近くには寄れず、遠目に眺め、一時間足らずで会場を出た。
先週に行った、乃木坂の国立新美術館(私の好きな美術館の一つです。)で開催中の「至上の印象派展ービュールレ・コレクションー」でもそうだった。
自分のことはさておいて、これだけの人が平日に多く美術展に押しかけているのには、退職して初めて知った。
同じような年齢の人がやはり多く、若い人はあまり見かけなかった。
両方ともお目当てのモネやセザンヌなどの作品が実物で見られたことには満足だったが、もう少しゆっくりと時間をかけて鑑賞したい気分もあって少し割り切れぬものもあるが、皆さん同じ思いなのであろうと自分に言い聞かせる。
自分の好きな時に思い立ったら行くことのできる今に満足すべきであろう。
まさに「足るを知る」であります。
さて、次はどこに行くか。
ぼうたんのどこか重さをもてあまし まんぼう
※「ぼたん」は夏の季語ですが、近くで咲いているのを見かけたものですから。
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