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気ままな旅をしています〜♪
熊本へ(4)〜今も残る明治の風景「世界遺産・三角西港」
2017年06月11日
テーマ:テーマ無し
熊本旅行3日目は、熊本県南部にある宇土半島から三角西港を通り天草まで行きました。
数年前、熊本生まれの人と話していて、私が「三角港へ行きたい」と言うと、
熊本の人は「えっ?、あの辺は、何にも無いところだよ!」と実に意外そうな顔をしていました。
熊本の人も三角西港が世界遺産になる前は、その価値をよく知らなかったようです。
熊本市内からは、三角西港まで約40キロあるので、早朝7時頃に出ました。
国道3号線は熊本市内は、やや渋滞していたもののまもなく解消し、宇土市からは国道57号線で宇土半島の西の端にある三角西港へ向かいました。国道57号線は、JR三角線と並んでいて軍用道路のようにまっすぐな道でした。
有明海は、内海で波もない穏やかな海です。
対岸の島原半島には、大きな雲仙岳が、朝もやの中にそびえています。
雲仙岳は、海面からそのまま高くなっているように見えました。
有明海は、干潟で有名な海。
漁のためか軽トラックが、干潟の上の小道を沖に向かい走っています。まるで海の中を走っているように見えました。
三角西港は、明治20年に開港。
明治の三大築港だそうです。三池炭鉱の石炭を上海へ輸出する貿易港として作られました。
平成27年に「明治日本の産業革命遺産群」の構成資産で世界遺産に認定。
三角西港には、石積みの埠頭や旧三角海運倉庫、浦島屋(明治時代の旅館)等の建物が残っていて、明治の風景を偲ぶことができます。
また三角西港は、平成22年には、NHKの「坂の上の雲」のロケ地にも使われました。
写真左:三角西港の石積埠頭
写真右:有明海の干潟。対岸の山は、島原の雲仙岳。
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