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「吾喰楽家の食卓」 

2015年11月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし

私にとって久しぶりに秩父の地を訪れる機会に恵まれ、
美しい紅葉の中、秋を楽しんで来た。

このナビで「吾喰楽家の食卓」Blogを書かれている
通称ゴクさんのお宅を拠点に秩父を丸ごと堪能させて
いただいた2日間。

今回の旅の主たる目的は「秩父で新蕎麦を食べる会」と
銘打った仲間内の企画モノ(?)であるが、呑む事は
外せないナビ友たちである。
大いに「秩父で新蕎麦を食べる会」は、素晴らしい企画で
満足であった。
ただ一つ、私が楽しみにしていた新蕎麦を肴に、焼酎の
「そば湯割り」を呑めなったことが心残りだった(._.?)...

とっ、今回のナビBlogの中から飛び出して、リアルな
ナビ仲間との「秩父で新蕎麦を食べる会」での蕎麦感想と
行きたいところではあるが…
「吾喰楽家の食卓」Blogや物書き仲間から
師匠と慕われているパトラッシュさん、作家を目指し、
孤軍奮闘されているSoyokazeさんが書かれるであろう
近日のBlogを訪ねて欲しい。

私は、一面に蕎麦畑が広がった中に建つお店でいただいた、
その新蕎麦の香りを今も思い出し、それだけでお腹も心も
満たされ、これから先に続く思い出になったことで満足である。

それより何より、生まれて初めての貴重な体験と言える
独居のシニア男性、その方の生き方に入たく感動したことを
レポートしたいと思う。

吾喰楽さんが暮らすお宅に、いつもの3人で泊めていただき、
心づくしの「おもてなし」をいただいたことを記しておきたい。

今回は、リアルな「吾喰楽家の食卓」に迫ってみた。
(ゴク兄い、勝手に私目線の感想です。
失礼がありましたらお許しを!)

世の男性、奥様を亡くされ、7年も経つと生活が
乱雑に変化していても不思議でも無く、誰も文句は
言わないと思う。
この私の考え方も、自分の夫を残して私が先に
無くなっていたならば…という「たらねば」の
話しになってしまうが、私の夫なら‘無理!’の
一言で終わってしまうだろう。
特に食に関することでは「男子厨房に入らず」と、
今もふた時代ほど昔の教えを守り、こうした考えで
過ごした事だろう。

しかし、ゴクさんに女性に出来て、男性には出来ないと
決めつけるようなことを、ちらっとでも言おうものなら、
‘男女差別の偏見ですよ!’と咎められる。
それほどお料理することを楽しみ、食べることが好きなゴクさん。
「好きこそものの上手なれ」という。
確かに男女に関係なく、どの世界にもそこに才能を開花される人が
居るのは事実。

私たちは、今回の企画である「新そばを食べる会」でお昼を
食べてから荒川が流れる長瀞渓谷の畳岩を散策した。
女子高の遠足だろうか、女子生徒の澄んだ声が響く中、
シニア世代の私たち4人も後れを取ることなく、畳岩だらけの
中をよく歩いた。
(I庵でゴクさん以外、ビールや日本酒を呑んでいると
言うのに)

4時間近く腹ごなしをし、ようやく吾喰楽亭の暖簾をくぐる。
早呑みをしようということに誰も異論を唱えない。
まったく、集まればお酒を呑まなければ損をすると思っている
のだろうか…(笑)

吾喰楽亭に入ると、リビングのテーブルにはまるで
予約席のように4人分、取り皿やコップ、ぐい飲み、お箸などが
きちんと、銘々盆に用意されている。

奥にある日本間には女性陣の夜具まで敷いて下っていて、
いつでも寝られるようにしてくださっている。
用意周到とは、こうしたおもてなしの心があってこそ
を言うのだろう。

こういうとまた男女差別だと言われそうだが、
お味は勿論の事、心憎いほどのおもてなし術で
女性でも顔負けの気配り用である。

そして、一番驚いたのが…

吾喰楽亭では誰一人、一歩もキッチンに入れてくれないのだ。
お手伝いなど全く必要としない料理人・ゴクさん!

コップ一個、洗いに行こうとしてもNGを出されてしまう。

キッチンの出入り口横に、奥様の遺影とお仏壇が飾って
ある。
その奥様がキッチンにはこだわりを持って設計された
とゴクさんは言っておられた。

今や、ゴクさんお一人のキッチンとなったものの
そこは、聖域だったのだろう。
ご夫婦仲良く立ったキッチンであり、今は
食べることを楽しむ料理人としての思い入れある
台所なのだろう。

どうりで一歩足を入れようとすると、引き戻される
ような見えない力を感じるほどだった。

今回の旅は、吾喰楽大将のおもてなしに
すっかり甘えさせていただき、最後は何時お寝むに
なったのか…皆さんより早々と、ぬくぬくお布団で
寝ていた私。

楽しい時間はあっと言う間に過ぎ去りし。
大変、ご馳走様でした。



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喜美さんへ

彩々さん

本当にもう少し近ければ、ご一緒できると
思うと残念です。
私の所からでも二時間半かかります。

と言っても、狭い日本です。
行っていけない距離では無いですが。
この季節限定の週末で、11時〜15時と
決死の覚悟で(笑)探していくと言う場所です。

蕎麦の風味は勿論、ゆで加減と言い、
汁のお味が極上でした!

2015/11/09 09:28:29

驚いた

喜美さん

真面目そのものな吾さんですけれど
こまごまと気を使っていられるのね
お勝手に入れないとはすごい
私など皆が片付けてお皿の位置が変わったりしています 其れもそのまま使っていて知らない間に元に戻ったり性質があちらはピンと私はグチャグチャなのね お蕎麦だけ仲間入りたかった

2015/11/09 08:58:48

Reiさん、こんばんは

彩々さん

そうなんです。
私の1階部分は玄関から直ぐリビングで
カウンターが置いてあるので、誰にでも
手伝っていただける形式です。
Reiさんと同じ考えです(笑)

>あらためて、「生吾喰楽家の食卓」はすごいですね。

本当に凄い方です。

2015/11/08 19:02:40

ゴク兄さん宅

Reiさん

こんばんは。
そうでしたか・・・
台所には入れないほどのおもてなし!
尊敬します。

もし、私の家だったら、台所に入れないどころか、キッチンとリビングダイニングは一緒ですから、入らないわけにはいきません。
それどころか、お客様に手伝っていただいて、ラッキーという感じです(^^;)

あらためて、「生吾喰楽家の食卓」はすごいですね。

2015/11/08 18:35:30

澪さん、こんばんは。

彩々さん

もう夕飯を終わらしました。
今日は日本酒とミルフィーユ鍋にして
「〆のラーメン」(by Oisix)があったので
それで〆ました。
でも一人鍋はやっぱり淋しいですね。

とは言え、お一人様生活が長いと、毎日誰かが
居る生活というのもイメージわかなくなりましたわ。

2015/11/08 17:40:30

お楽しみでしたね♪

澪つくしさん

新蕎麦と秋の長瀞・・・

お天気もよかったし〜
情景が目に浮かびます。。。( ̄ー ̄)。oO

>吾喰楽亭では誰一人、一歩もキッチンに
 入れてくれないのだ。

( ̄▽ ̄;)アハハ… 吾喰楽さんらしいと言えば・・・
らしいですd(^−^)ネ!

ホスト役がどんなにか行き届いていたか、
よ〜く伝わってきましたよ♪

男性脳と女性脳はもともと出来が違うから〜!

企画・構成:吾喰楽亭 の心づくしの

"お・も・て・な・し"だったのd(ゝc_,・*)Nё☆

2015/11/08 16:55:26

風夏さん、コメントありがとうございます。

彩々さん

あら!? 風夏さんも今はお一人なのですか!?

私は後に残って良かったと思ってますが
連れ合いが居なくなると男性の方が困ることが
多いでしょうね!?

毎日のお料理というのも一日やそこいらで
覚えられるものではありませんもの。
慣れもあるでしょうから、現場ってキッチンに
立ちましょう!

2015/11/08 16:54:41

反省です

さん

確かに「男子厨房に入らず」後悔しています
少し位は妻に教えて貰うべきでした
いらね意地を張る事はなかった。

2015/11/08 16:43:09

Soyoちゃんへ

彩々さん

>女形が女性より女らしい、そんな感じを受けたの。

ちょっと笑っちゃったけど、ゴクさんから
異論が出そうですよ。

Soyoちゃんのおもてなしもさすが板についていて
お二人ともさすがです。

POCOの事、心配してくれてありがとう!
最近、ちょこちょこお泊りするもんだから
あの日は、孫ッチの部屋で寝ていたって。
諦めたのかしら!??

2015/11/08 15:46:08

シシーさん、こんにちは

彩々さん

昨日と打って変わり、寒い雨の一日です。

数日前から首が凝っていてそれが頭痛に
なっているようで…ピップエレキバンを
貼ってみています。

ゴクさんは心根のすっごく優しい男性です。
でも、ココは譲れないという頑固なところも
お持ちだと思ってます。
一途なんですよね。きっと。

2015/11/08 15:42:07

女形が女性より女らしいように

さん

彩々さん、お世話になりました。
写真もありがとう!(こんな所でお礼を言ってごめんなさい!)m(__)m

私は、ゴクさんのお宅に伺って、女形が女性より女らしい、そんな感じを受けたの。
「とても、彼の細やかなおもてなしには敵わない」って、競争するわけじゃないけれど・・・(笑)

紅葉も、綺麗な長瀞の景色も、立派な神社も楽しめたし、ゴクさんのいる北東方面に足向けて寝られないわね。

帰って、Pocoちゃんのご機嫌は如何でした?

2015/11/08 15:34:19

吾喰楽亭では、

シシーマニアさん

誰一人、一歩もキッチンに入れてくれないのだ

この一言が、心に残りました。

2015/11/08 14:46:57

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