なんで?

想い倉庫 

2015年11月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

 納屋代わりに借りているシャッター付きガレージに、鼠が棲んでいます。蛇が来ます。鼠と蛇の忌避剤を5000円ほど撒きました。この話、前に書いてと思うのに、過去の日記を調べてもありませんので、また書いています。
 ここからは、初めて書きます。先日行くと、シャッターを開けたすぐの隅っこに蛇の糞が山盛りありました。2週間前にも掃除して、水で流しておいたのに。今度は糞を取り除いた処へ、駐車場に敷いたバラスを置きました。
 箱の中の衣類に鼠の糞が乗っかっていました。えー? ヘビが来ても、ネズミ逃げへんのん? 中のものを出してみると、齧られていました。母が、入院したら着るつもりで縫っておいた寝巻が2枚とセパレートのが一枚、ウールの袢纏が一枚、どれも少しずつ鼠に齧られています。ネズミに衣類齧らせるためにガレージ借りてるのと違うでえ。
 3年前入院した母は、病院のパジャマを借りましたから、どれも着ていません。私が居るかもと思ったけぢど、私も入るかどうか判りません。もうこんなガレージは嫌イヤ。もっと隙間の無いピシーッとした倉庫やないとあかんわ、やっぱり。
 昨年から探してはいましたけど、それでもっと熱心に探しました。古い売り納屋とか売り家とか、更地とか、3軒の不動産屋を訪ねていろいろ見ました。「150万円。充分、納屋に使えます」という外観は小綺麗な2階建ては、雨漏りがあって一部屋まるまる畳が陥没していました。勿論二階はもっとひどい状態でした。トイレは汲み取り式。住まないと言っても、他人が使っていた汲み取り式はねえ。
 取り壊すには200万円要るそうです。
 売れ残りの堀抜きガレージのある土地は、細い階段を上って45坪の更地でしたが、階段の上に物置を建てても、出し入れが大変。「ガレージだけ使って、土地は畑にしてもいいでしょう。売る時はその方が売りやすいです」と不動産屋は言いました。畑の世話をしに来るのが
大変です。
 250万円という畳屋の倉庫は、すでに建物下部がぼろぼろ。家の前に車横付け出来る古家は、隣家の人がこの家の木で首吊りした事故ものでした。駅近くで36坪の平屋は、空屋になってから久しくて、すでに鼠も蜘蛛も百足も棲んでいそうでした。
 川向うにも2か所、家と更地があるということでしたが、西へ行っても東へ行っても、橋までが700メートル、橋が約400メートル、渡ってから1キロほどありそうで、行ってはみませんでした。ショーが居なくなった時、ひとりでも行ける距離でなければなりません。
 いま薬を作る小屋を持ってみますが、タクシーで行くと1万円かかります。帰って來るタクシーが思うように拾えないので、泊ることになりそうです。周囲に5軒、別荘がありますが夏の間だけしか人がいません。山と川だけの寂しい処です。ヘビもいます。それも色のきれいな山カガシです。こわいヤツです。鼠はいませんが蜘蛛がいます。掌ほどもある大きな土蜘蛛です。
 この家から5分で行ける所に、500万円で売りに出ている築20年のまだ空いていない家があります。住まなくても、持っているだけで貧乏になりそうな、地相も家相も最悪の家です。両隣も裏もぴったり家がくっついていて、玄関はばっちり鬼門です。こんな家を建てて、なにも知らない人に売りつけるなんて、ひどい建売屋があることです。転売を頼まれた不動産屋は、「もっと大きい家を建てて移りはるんです」と言うのですが、絶対にそうではありません。ローンが払えなくて逃げるのにきまっています。



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