山での楽しみは後でも

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教えられるブログ2

2015年06月02日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

暇人の行動は計画がはっきりしない、気ままな歩きを
出来るとし遠くに出かける以外は時間に捕らわれない。

軽いご飯も持参から途中で調達もある、店に入れば
大人のハイキングにでもこの時間は童心に帰る瞬間だ。

大した食べ物を買う訳でもない、でも此れで昼時を
過ごす至福と成るはずだ。

高尾山から一丁平に歩き一旦下って甲州街道に出る、
昔の街道峠「大垂水峠」に降りる、林の山道から
現代の騒音が騒がしく聞こえる。

車の往来が続く峠だ、鉄橋の歩道橋を渡り東京から
神奈川県へと変わる、新甲州街道20号線は昔は
有ったのだろうかと感じた。

JR高尾駅から西浅川を経由し小仏関所を通過し
その先にある小仏峠から相模湖小原宿へと
歩いたと聞く。

その辺からして新甲州街道は使われて無いと見た、
そしてもう一つ町田市の最西端に位置する草戸峠だ、
此方は一般的な歩きは出来ない、通行手形を持たない
言わば問題を抱えた不良旅人達が使ったと言われてる。

今の自分は時に思い出し、こんな場所を歩いて逃げ延びたとか、如何しても用事を達成させたくお忍びも行ってた。

山道では凸凹で歩きがいがある、平坦ならわざわざ
山に入る事は無い、起伏が有って疲れたりでも
もう少し我慢すればこの先に感動とは行かなくとも
何かと出会えると言う気持ちが来る。

其れが時間が丁度うまく合えば休憩できる場所に
誰かが居たりする、たわいもない会話でもコース道でも
話は尽きない、この先には行かないのならたっぷりと
過ごせるのです。

景色も丁度いい眺めも広がり心地よい風景がある、
例え低山の場所からでも下に田畑が広がった所に
点在する住居だって絵に写る。

そろそろお昼にします、周りでも同じ様に手弁当から
コンビニ調達まで色んなご飯が広がる、此の時は楽しい
時間だ会話に景色も交えてのんびりと成る時だ。

家での煩わしい場所から解放され何と気持ちの良い
場所だと気も収まる。
他人相手との会話も砕けている、内情はともあれ
屈託のない話は飽きない。
山談義は何時もこんな調子です、年恰好が近ければ
「うちもそうなの」と言われる女性だったり
「家に居ると邪魔」と蹴飛ばされる旦那たちもしかり。

夕暮れまで戻ればよいと歩いて居るのが常、当てはまるから当人に聞かないので分からないが多分あってる。

芽吹き前からだと林の間が空いて遠くまで見える、今だと葉が生い茂る真っ只中で遠くは望めない、色んな
木の葉を観察したり、足元の小さな名前も分からず
咲かせている花も観たりする。

簡単にわかる花は飽きさせる、多分名前がちゃんと
付いては居ても此れスミレと言って通過する。

多種有るものだが、春先のスミレは葉っぱの違いと
色合いで自分は分けている感じだ、相手には失礼なのかも仕方ない、低山の花ものは一旦収束する。

山野草でも白花が多い続いて黄色だ、赤や紫は少ない、
変わり花は少なく成り探しながら歩く人も居るがね。

昔から山菜取りに出かける登山者はいる、高尾山当たりでも蕨、ぜんまい、ウド、タラの芽など詳しい人には
ある意味では山菜の宝庫だろう。

自分も時には取ったりする、高尾山では取らない、違う
山で偶然出会う時に調達はある。
五月の真ん中乾徳山に行ったとき麓に蕨の畑が有った、
本当なら採取するべきだった、相方に迷惑と成るし
時間も考えねばとなり断念した。

あの時取って来ればと後悔するが後ろ髪引かれる感じであった、そして二日前ナビともの歩いた刈寄山だ、
最後に立ち寄った金剛の滝傍で「ウワバミソウ」を
取った、山菜の一種「ミズ」である。

生えていたが細くて食べられるかなと見たが、多少なり
持ち帰った。そしてかみさんに見せたらこんな細いもの
如何すんのって言われあんたが処分してねって。

仕方なく自分が作る事に成った、材料は至ってシンプル
豚挽き肉を痛めその後細かったミズを三センチほどに
カットした、当然カットする前に皮を剥いてある。

痛め終わったひき肉にミズを投入する、フライパンは
中火程度だ、やがてミズは赤色の根本も自然に戻り一色に変化する。

誰もが思う瞬間だ、まさかこんな植物が色濃い緑に
変化するとは思っても観ない感覚です、味付けは
醤油のみです、数的たらして味を調えれば完成する。

食感はシャキシャキする、歯ごたえが嬉しく懐かしい
田舎料理が出来ました。