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♪HAPPY LIFE♪
大晦日♪
2012年12月30日
テーマ:テーマ無し
毎年、大晦日はダンナと二人で義姉の家に行くか、入院している時は
病院へ行くのが恒例になっていた。
今年は訪ねて行く家も、病院もない・・・
母親のように慕っていた義姉がもういないと今も思えない。
見事な生き様、そして死に様を見せてくれてありがとう。
私、死ぬまで忘れないからね。
義姉は連れ合いを亡くしてからの二十数年間、献身的に面倒を
見てくれた実の弟(私のダンナの兄)が精神的な支えになっていた。
しかし頼りの弟がガンになり、義姉は頑張って生きる気力を
なくしてしまったのだ。
亡くなる日、意識がまだはっきりしている時は、下の弟にあたる私のダンナに
もう寝て〜と気遣いをしていた。
だが意識が朦朧としてきた時からは、ひたすら「よっちゃん、よっちゃん・・・」と
ダンナの兄の名前だけを呼び続けた。
早くに亡くなってしまった最愛の夫の名前ではなく、夫の死後
ずっと精神的に支えになった実の弟の名前を呼んで義姉は逝った。
亡くなる前、意識が朦朧とした時、私は誰を思って死んでいくのだろう・・・
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