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リバティ・バランスを射った男 

2023年05月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:西部劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は、
『リバティ・バランスを射った男/
     The Man Who Shot Liberty Valance』。
BS日テレで2023年5月14日(日)18:30〜放送。
今日は日曜日なのに、映画放映が本作しかありません。
映画好きな私としては寂しい限りです。

ジョン・フォード監督が、近代化の波が
押しよせるアメリカ西部を舞台に、
素朴な人間性と男の友情を詩情豊かに描いた西部劇。

ジョン・ウェインとジョン・フォードが
コンビで製作した最後の西部劇。

一般的な西部劇と違って、ストーリー構成がいいですね。
冒頭、主人公の回想から始まります。

西部の田舎町のシンボーンに上院議員の
ランス・ストダード(ジェームズ・スチュアート)と
妻のハリー(ヴェラ・マイルズ)夫妻が
トム・ドニファン(ジョン・ウェイン)という男の
葬式のために汽車から降り立つ。

”この名もない西部男の葬式に
上院議員が、なぜやってきたのか”と
新聞記者に質問され、ランスは語り出す。

大学で法律を学んだランスは西部へやってきたが、
無法者リバティ・バランス(リー・マーヴィン)の
一味に襲われ重傷を負うが、
彼は牧場主で、拳銃の名手トム(ジョン・ウェイン)と
その恋人ハリ(ベラ・マイルズ)に救われる。

そして、通常の西部劇だと、ラストシーンに決闘が
あるのだが、本作では物語の中ほどで決闘がある。

この時代、住民は州昇格を運動していた。
バランスは反対派の手先となって住民を脅かしていたのだった。

ランスは町の新聞社主の
ピーボディ(エドモンド・オブライエン)と手を組み、
無法者一味と闘うことを決意。

そして、決闘。
ランスは持ったことのない拳銃を握って
バランスと往来で対決。

さて、結果はどうなるのでしょうね。
最後のどんでん返しが、物語の真骨頂!

時代の波にのまれる西部を舞台に、
自分の信じるところを生きる、男の友情。
モノクロだけに、特に詩情豊かに感じるのでしょうかね。

本作の主題歌と思っていたが、イメージソングだった。
バート・バカラック作曲でジーン・ピットニーが歌う、
♪♪リバティ・バランスを射った男♪♪。
https://youtu.be/GKDSUYv7GKc

♪♪When liberty valance rode to town
The women folk would hide, they’d hide.
When liberty valance walked around♪♪

リバティ・バランスを演じたリー・マービンが
悪役を好演していますね。
本作で注目されスターの道を歩きはじめました。

いゃ〜、西部劇っていいですネ。
1962年(昭和37年)公開。



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