ほっこり

ドラちゃんEF〜2話 

2018年04月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:小咄


新作HIができていますので、今回は旧作EF2話を一緒に投稿しました。一部手を入れ書き換えています。
(と、言ってもわかりませんよね)

〜6話〜

前回〜第5話・第3章で書いた通り、退院後のドラキュラ伯爵の願いは「牙」を作ることであった。

そこで知ったのが可能姉妹という魔女の存在、魔法の瓶を使った魔法に不可能はないのである。

そこで、コウモリ君がネット予約を入れた。

もちろん、「牙」を作る為である。

コウモリ「旦那様、魔女の困窮院の予約取れました。
魔女の可能姉妹に治療してもらえますよ!牙ができますよ。」

ドラ「よしよし、でかしたよ、君〜じゃー早速出かけるとするか」

コウモリ「旦那様、何いってるんですか!」

コウモリ君は激怒した!言葉が汚くなった。

コウモリ「山を3つ越えるんですよ。私ならすぐに行けますよ。飛んでね!今のアンタは、いや旦那様はコウモリに変身できんでしょうが!いい血が不足して貧血だから。試しに変身やってみますか?どうなんです?」

ドラ「あ〜言ったな、おまえ・・!やってやろうじゃないか」

・・・と、言い終わるやドラちゃん「エイッ!」

そこには小さな(やぶ蚊)がいた。

コウモリ君、大笑い「ギャハハハ・・・」

でも、可哀想だから息を吹きかけてやった。

ドラちゃん尻もちついてドスンと床に落ちた。

ドラ「やっぱり、あかんかったわ」

コウモリ「歩きですよ。登山して行かねばいけませんね」

コウモリ「明日、好月山荘で登山用品買ってきますからね〜それからですよ。予約は5日後の午前0時ですから
間に合うでしょう」

ドラ「お願いするね。」

コウモリ「いいですか、少し位、太陽に抵抗力ができたとはいえ、まだ光に弱いし、虚弱体質ですから、心配です!だから、夜間の山歩きになりますよ。」

ドラ「そうだね、そうしよう。」

・・・と、いう事でコウモリ君、翌日、山道具一式を買い揃え、途中いろんな危険が考えられるので、ドラには内緒でその備えも抜かりなく準備していた。
そして、出発の夜を迎えた。

ドラちゃん、前回書いた通り  

「牙」<「巨乳」   

可能姉妹が楽しみなのである。

リュクサック背負った山男スタイルのドラちゃんがいた。

さあ〜出発だ。

・・・・・・・・・・・・・・

〜7話〜

ドラちゃんと召使いのコウモリ君はドラちゃんの「歯」治療(吸血できる様に、犬歯、入れ歯作り)の旅に出かけた。

山3っを越え、魔女「可能姉妹」の住む山、洞窟に行く為である。ドラちゃん、登山姿である。

では、コウモリ君は?
実は飛んで行けば、即日着だが、ご主人のドラちゃんが、純潔美女の生き血不足で変身もできないオッサン状態である。しかも、途中には危険が多い。

しかたなく、人間姿に変身〜美女姿になった。

出かける時、ドラちゃん、思わず言った、

「ほ〜ぅ、お前、綺麗だな、血吸わせて!」

「あんた、何、馬鹿な事、言うの!」

「すまんな、堪忍やでぇ〜」

コウモリ君が人間姿に変身したのには、
意味があった。

山3っ越える途中には、あの「狼男(ライカン)」の存在があるからだ・・・。

だから、背中に武器が入ったリュック、腰には弓などで武装〜リスクマネージメントをしている。
だから、月齢を読み、新月に城をでたのであった。
しかし、ドラちゃん、そのへんをわかっていない。

暗闇の登山である。

風が吹いて草木が揺れると「きゃー、恐い!」
ドラちゃん本当に臆病者である。

「あんた、いや、ご主人様、何でキャーキャー言うんですか?」

「かつては、もっと恐い存在だった、あの時の威厳は何処にいったのですか?」

「そう言うなよ〜年金暮らしで、さっぱりだもの。血の気が少ないからな・・・お前が頼りなんだ」

「わかりました!道中は私の指示に従って下さいね!」
「う〜ん、頼むよ!」

昼間は洞窟で睡眠、夜中に歩くという山歩きであった。

コウモリ君の読み通り、ライカンの攻撃はなかった。

そして、やっと、山を越え、深夜に魔女「可能姉妹」の待つ場所へ到着した!

「ゲゲゲ!何、ここは!」想像と違う世界があった。

次回の方が面白いかもしれない?

今日はつなぎ話です。


○ おまけ

ジョーン・バエズ〜ドンナ・ドンナ(歌詞付)
https://www.youtube.com/watch?v=EhP1kLOZMr8



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR





上部へ