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ほっこり
林と森・新緑の会話
2018年04月06日
テーマ:小咄
桜の季節も、もうほぼ終わり
桜吹雪が舞いだした
そんなある日、
林がひさしぶりに友の森のところに遊びにやってきた。
「森さん、ごぶさたしていました」
「やぁ、林さん、よく遊びにきてくれましたね」
「桜満開も終わって、いよいよ新緑の季節ですね」
「そうだね。君のところは木々も少しすきまがあって、
並木道が間を通ってる感じだけど、緑が鮮やかになるから、散策の人で賑わうね」
「そうなんですよ。紅葉のときは昨年もたくさんの人達が歩いて、それはそれはにぎやかだったんですよ。
でも、冬は、落ち葉は風に吹き飛ばされて舞うでしょう、木々達も幹と枝だけになって、
寒いなぁ〜なんて話し合っていましたね
風通しがよくなっちゃって、ははは・・
暖かくなって、又、大勢の人達が集まってきて楽しくなります」
「私ん所は陽の当る所に花も咲き始め、日陰にも苔やキノコが命を芽吹かせていますよ。緑の絨毯が育ち始めてきましたよ
皆、お日様の光を浴びて暖めあってますけどね、
夜はまだまだ冷えるんです。
でも、そのうち、新緑に包まれ、いい季節になります
人には見えないけど木の精や花の精が飛び交って
私の大好きな季節になります」
「私のところは、どちらかと言えばオープン・ロードじやないかなぁ〜、春の嵐、突風が吹くとさすがにつらいですよ」
「私ら森は多くの生き物も住んでますからね、
それはそれで大変なんです。
多くの命預かってますから」
「林と森は(木の字)一つ違いなのに、生活がかなり違ってますものね。何とか乗り越えましょうね!」
「そう言えば、この前仲良しのぼてふりさんが遊びに来ましてね、こんな事言ってましたよ」
「あ〜、私らより「き」の多いあのぼてふりさんね」
「そうそう、つかみどころのない話ばかりするものね、あの人・・「のんき」「移りぎ」なんて噂も・・・・・うふふ・・」
「もうこれからは、ふわーっと勝手「き」ままにできないんですって・・・
そろそろ脳天木も枯れ木になってきたって
嘆いていました。
これからは林でなく森で遊ぶって言ってましたよ」
「どうして?」
「枯れ木も森のにぎわいなんですって」
こんな会話が聞こえてきます。
老け込む歳でもないが
一歩ずつ森へと足を踏み入れています
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みさきさんへ
きのせいではなく
ほんき、いや、そんなきがするのです
西洋やアフリカでは「魔の山」なんて表現があります。ドラキュラ城もございます。
しかし、日本人は神がおわす所としてあがめてきました
山の麓には神社やお寺さんがあります
祠があり、御神木があり、鎮守の森もあります
心の拠り所だと思います
2018/04/07 10:28:24
漫歩さんへ
禅問答〜
好きですが、私の様な凡人風情には難解極まりないです
森と言えば思い出すのが
映画「羅生門」
芥川龍之介の「藪の中」が話の元になっていますね
お白砂の上で皆が証言する
全員嘘を言っていない、事実を話している
しかし、それぞれ話、状況が違う
考えさせられたお話でした
好きな映画として記憶しています
2018/04/07 10:19:18
yinanさんへ
林と森〜
沼、池、湖〜
似ている、共通点があるけど違いますね
植生や生き物がそうでしょう
かつて何度か書きましたが
山歩きが好きでしたから
今頃はこんな景色だろう
あの花が今頃咲いているな〜想像します
精霊+老人会にて続編構想中です
うまく話ができればいいですが
完成したら投稿します
2018/04/07 10:10:58
春風駘蕩
生命の源は森でしょう。勿論われら人類も然り。
人は森を出てそれぞれの道を放浪し、やがて時期をみて森に帰り眠りに就きます。
私は、時々突拍子もない連想をする癖があります。
今日も、小咄を読みながら、「一休禅師」「老成」を想いました。「森盲女(しんもうじょ)」は
ドラキュラの話のときに想ったことがありました。
森の入り口に立って、支離滅裂です。(笑)
2018/04/07 09:34:48
森さんと林さんとは友達でしたか
今の季節、木々の緑が鮮やかです。
「森」さんと、「林」さんのお話、
「木」が多いか、少ないかでいろいろあるようです。
ぼてふりさんのことだから、
「森」さんの「友」だちに行くかと思ったら、
季節に相応しいお話になっていますね。
2018/04/07 07:59:04
有難うございます
最後の「落ち」でご心配かけました
いたって脳天気だから大丈夫です
若い頃はそれなりに実がなってたけど
まだ根はしっかり大地をとらえています
登山してたからサバイバル技術は
結構豊富です
おっしゃる通り
森には「気」「命」があふれています
2018/04/06 23:52:35