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吾喰楽家の食卓

茄子の鴫焼(シギヤキ) 

2017年10月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

昨日、スーパーへ行くついでに、郵便局に寄ると、ATMの脇に置かれた農業用コンテナに、たくさんの茄子が入っていた。
先日、葡萄を頂いた、地元の郵便局である。
前回と同様、「ご自由に、お持ち帰り下さい」と、張り紙があるが、今回はポリ袋まで用意されていた。
厚意に甘え、小さ目を六つ選んで袋へ入れた。
葡萄のときは、房の小さいB級品だったが、今回の茄子は立派だ。
決して特級品ではないが、スーパーで売っている茄子に遜色ない。
鮮度の良さは、云うまでもない。

長雨による野菜の高騰は、解消したようだ。
スーパーに並んでいた、キャベツやレタスが安かった。
山盛りのキャベツから、大きさの割に軽いMサイズを選んだ。
軸を見ると細いので、育ちすぎてないから、使い易そうだった。
また、先日、試しに買った紫白菜があったので、買うことにした。
浅漬にしたら、シャキシャキ感が何とも云えず、美味しかったのである。
出来合の浅漬を買うこともあるが、自分で作れば、塩以外に何も入っていないからいい。

昼餉は、前日、食堂で食べたのを再現してみた。
勿論、無理のない範囲の再現であり、遊び心である。
食堂の白飯は、冷凍保存しておいた、炊き込み御飯に替わった。
味噌汁は、油揚げを入れなかったが、若布と細葱は食堂と同じだ。
野菜炒めには、あえて肉を入れなかった。
竹輪の磯辺揚げの代わりに、赤鰈の塩焼にした。
自画自賛ではあるが、どれを取っても、前日の物より美味しく食べられた。

夕餉の主菜は、鰤カマの塩焼である。
頂いた茄子は、小さ目を二つ選んで、亡妻の好物だった鴫焼にした。
丸焼きして皮を剥いた茄子に、冷凍保存しておいた生姜を、凍ったまま下ろして添えた。
今、酒は二種類を交互に飲んでいるが、前夜、吉乃川を飲み終えたので、獺祭を開けた。
どれも美味しかったが、茄子の鴫焼が、一番のインパクトだった。
病状が進み、食欲が衰えた妻に、お代わりを要求された一品だ。
久し振りに鴫焼を食べ、お代わりが欲しくなったが、作ってくれる人は居ない。

   *****

写真
10月11日(水)の昼餉と夕餉

※茄子の鴫焼は、地域により作り方が異なるようです。



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喜美さんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

今しがた、昼餉が終わりました。
私にしては、遅い時間です。

魚の名前だけでなく、料理も地域により、呼び名が
違うようですね。

結局、好みの問題ですが、私は、おろし生姜で食べるのが好きです。
玉ねぎとピーマンで炒める場合は、甘辛の味噌味が好きです。

2017/10/12 12:23:44

焼きナス

喜美さん

主人は好きでした
我が家のシギ茄子は其れとは違い
味が付きます私は味の付いた方が好きでしたけれどお酒飲む人は焼きナスの方が良いでしょう それに鰹節(おかか)と醤油で食べていました

2017/10/12 10:09:54

シシーマニアさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

以前、書いたことがありますね。
私は、その時に、「鴫焼」という名前の、別な料理があることを知りました。

茄子の甘さと、ねっとりとした触感が、何とも云えません。
以前、「焦がすと、香が出て美味しい」と、和食の料理人がテレビで云っていました。

熱々の皮を剥くのに、スチール製の料理用ピンセットを使っています。

2017/10/12 08:58:53

茄子

シシーマニアさん

しぎ焼きという素敵な言葉は、以前、ゴクさんのブログで初めて知りました。

我が家では焼き茄子、と呼んで居ましたが、主人の好物でした。

せっかくだから熱いうちに、と言って食べるので、気づくともうお皿に殆ど残ってない、(私の分が無い)という事がよくありました。

美味しいですね。

2017/10/12 08:44:40

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