『吾喰楽家の食卓』の変遷

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吾喰楽家の食卓

2017年08月13日ナビトモブログ記事
テーマ：男の料理

何だったか覚えていないが、当初のブログ名は今とは違う。
四回目に、『真鱈のムニエル』と題したブログをアップした後だと記憶しているが、友人が「食卓をメインテーマにしたら」と、アドバイスしてくれた。
食卓なら、毎日のことだからネタには困らないと思い、それに従った。
そうなると、ブログ名は、替えた方が良い。
思い付いたのが、『吾喰楽家の食卓』である。

食卓の写真は、ブログを始める前から撮っていたが、飽くまでも食べることが前提である。
ところが、最近、インスタグラムへアップする為に、写真を撮る人が居るという。
注目されたいので、彩りや形などの“見た目”に、こだわっている。
写真を撮るのは目的の為だから、用が済むと食べないで捨てることも、少なくないらしい。
正に、“本末転倒”と、云うしかない。

ブログのプロフィールにも書いているが、「安くて」、「美味しくて」、「簡単に」を、料理のモットーにしている。
勿論、料理は見た目も大事な要素である。
それは、飽くまでも、より美味しく食べる為と云って良い。
また、美味しい物を食べるのと、美味しく食べるのとは、天と地の差がある。
高級店へ行けば、何を食べても美味しい。

『真鱈のムニエル』を、読み返してみた。
五年以上経つのに、料理の味は何となく覚えている。
味はともかく、選んだ器と盛り付けの酷さに目を覆った。
自己流だから、やむを得ないとは思うが、最近は、多少は進歩しているようだ。
五年後に元気でいればのことだが、同じ感想を云ってみたい。

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8月10日（木）の夕餉
■鯵の開き
大きな開きだったので、食べ切れそうもなかった。
半身だけ焼き、残りを冷凍保存しておいた。
その残りを焼いたのだが、鯵の開きは、食べ切りサイズが美味しいと思う。
■アメリカオオアカイカのバジル風味
肉厚のイカが、バジルソースで味付けしたのを、試しに買った。
それを、オリーブオイルを入れた、玉子焼用の四角いフライパンで焼いた。
見た目はともかく、アヒージョ風で、期待以上の味だった。
■タラコ
半生に焼いて、カイワレ大根を添えた。
前日は、生で食べている。
最近、スーパーで焼いたのを売っているが、自分で遣った方が、好みの加減に出来るから良いと思うのだが。
■オニオンスライス
自家製の玉葱が、知人から届いた。
スライスし、水に浸してから、ぽん酢で食べた。
上々の味だったが、もう少し、晒す時間を短くすると良かった。
■ブルーベリー
庭のブルーベリーを、収穫した。
先日、採ろうと思ったら、鳥に先を越されたので、今回は二回目である。
酸味が少ない上に、甘さも控えめで、今一だった。

8月11日（金）の夕餉
■モンゴウイカのゲソ
一回で食べるのでは多すぎるので、既に、この日の昼餉で味見をしていた。
吸盤がある部分よりも、胴に隠れた部分が美味しいと思っている。
本社に勤務していた頃、職場の裏手にあった寿司屋で食べた、甘辛のツメを付けた握り寿司が忘れられない。
■野菜炒
キャベツ、モヤシ、ピーマンを、強火で短時間炒めた。
野菜炒は、火の入れ加減で、全てが決まる。
仕上げに、塩と胡椒を少し振った。
■厚焼き玉子
卵を三個使ったが、四等分した二切れは、この日の朝餉で食べた。
味は悪くないが、隙間が出来てしまった。
もっと幅を狭くし、厚く仕上げれば、見栄えも良かった。
■タラコ
前日と同じく焼いたが、今回は大根おろしを添えた。
焼くと、水分が抜けるからか、少し塩辛く感じるが、清酒によく合う。
三日続けて食卓に載せ、食べ切った。

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写真
8月10日（木）と11日（金）の夕餉