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吾喰楽家の食卓
ほっこりした噺
2016年12月14日
テーマ:古典芸能
国立演芸場十二月中席の出演者は、中々決まらなかった。
発売開始直前に、トリの柳家さん喬だけは決まった。
好きな噺家の一人なので、他の出演者が判らないまま、チケットを買うことにした。
定席は、シルバー料金が設定されているが、電話予約しか受け付けていない。
チケット争奪戦が激しいときは、対応が速いパソコンを利用して、特権は行使しないでいる。
出演者がトリしか決まっていないのだから、慌てることはない。
その目論見が当り、電話予約でも、良い席が確保できた。
さん喬は、弟子を多く持つ師匠である。
今回、惣領弟子の喬太郎を除く、多くの弟子(真打・二ツ目、各五人)が名を連ねた。
しかし、トリを務める自身の他には、出演枠が三人だ。
十人の弟子たちが、中席の十日間を、交替で勤めている。
それでも、前座を除く六人の噺家の中で四人、さん喬一門が占める。
一門会に似た、状況だ。
皆さん、気合が入っているように、感じた。
今回の席は、最前列中央である。
最前列は、出演者に“いじられる”ことがあるので、敬遠する方もいる。
でも、そのことが苦にならなければ、実に観やすい席だ。
ところが、右隣りの夫婦と思しき二人の様子がおかしい。
私より半回りほど年上の男性が、女性に嗜められている。
中トリを務めていた三遊亭歌司は、気が付いたはずだから、何れマクラのネタにするかもしれない。
幸い、中入りで席を離れたまま、戻って来なかった。
さん喬の演題である『笠碁』は、筋を良く知っているが、実演を観るのは初めてのはずだ。
碁敵同士が、「待った」、「待たない」で、喧嘩別れをし、仲直りするまでがテーマになっている。
文字で表したら誠に短い噺だが、トリだから持ち時間は三十分ある。
マクラをたっぷりと遣って、帳尻を合わせるのが一般的だと思うが、さん喬は違った。
彼はマクラを程々にして、じっくりと口演した。
喧嘩場面なのに、和やかな気分で聴けたのは、話芸のなせる業なのだろう。
結末も後味が良く、こんなに“ほっこり”した噺は、久し振りに聴いた。
*****
写真
12月13日(火)の昼餉(鶏せいろ)と中席の演題
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ウイールマンさんへ
話の内容は、全く解りませんでした。
でも、親が子を諭すような感じです。
もしかしたら、この男性は、認知症かもしれません。
高座の師匠方は、結構、客席を見ています。
話は聞こえなくても、仕草はよく見えたはずです。
歌司師匠は、最近、転んで骨折したそうです。
歩けますが、正座が出来ないので、釈台で膝を隠していました。
自身の失敗談もそうですが、客席の様子は、よくマクラに登場します。
2016/12/14 12:59:56
吾喰楽さん
もしかすると落語を聞いてるより、隣の喧嘩話を聞いてたほうが、もっとおもしろかったかもしれませんね。
まあ独身の吾さんなので、面白おかしく聞けたかも。
三遊亭何とかさんも、これをネタに新作落語でも出来るかも、、、、
2016/12/14 12:36:19
パトラッシュさんへ
おはようございます。
話の内容は聞こえませんが、子供のような言動でした。
もしかしたら、病的なものかもしれません。
腹は立ちませんでしたが、居なくなって、ほっとしました。
定席の場合、原則として事前に演題を公表しません。
『笠碁』は、以前から聴きたかった噺です。
最近の二年間で、印象に残る一席になりました。
名演に遭遇して、幸運と云うしかありません。
2016/12/14 10:12:48
思わず
我が身を振り返ってしまいました。
妻にたしなめられること、はなはだ多い、私めであります。
しかし、私は、ここしばらく、演芸場には、行っていませんので、
吾喰楽さんがご覧になったのは、どうやら、私達夫婦では、なかったようです。
(そもそも、私だったら、中入りで帰るようなことは、しませんもんね)
「笠碁」は聞きたかったです。
碁打ちの、心理や生態が、これほど鮮やかに描かれる、落語はないでしょう。
その一挙手一投足が、そのまま、滑稽噺になる。
それはつまり、碁打ちというものが、一般人から見て、
いかに滑稽な存在であるかということを、示してもいるのです。
私は、その囲碁病の、重症患者であります。
特効薬はありません。
今さら、治す気もありませんけどね……
2016/12/14 09:43:04