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鉄道員(ぽっぽや) 

2016年11月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「鉄道員(ぽっぽや)」。
健さんが11月10日に亡くなって旅立ちから2年…。
月日の経つのは早いですね。
各局で健さんの映画を放映しています。
BS朝日で2016年11月11日(月)18:44〜放送。

原作は浅田次郎の直木賞受賞した同名の小説。
1999年(平成11年)に降旗康男監督が
高倉健主演で映画化した人生ドラマ。

何度も観ているのに、
同じ場面で涙ぐむ自分がいます。不思議です。

キャッチコピーは
”1人娘を亡くした日も、愛する妻を亡くした日も、
男は駅に立ち続けた…”。

北海道の幌舞線の終着駅幌舞の
駅長・佐藤乙松(高倉健)は、
鉄道員(ぽっぽや)一筋の人生をおくって来た。

妻・静枝(大竹しのぶ)との間に
授かった一人娘を亡くした日も、
愛する妻を亡くした日も、
彼はずっと駅に立ち続けてきた。

その幌舞線も今度の春で廃線に決定。
その最後の正月、かつて乙松と共に
機関車を走らせていた同僚で、
今は美寄駅の駅長の杉浦(小林稔侍)が
乙松を訪ねて幌舞駅へやってきた。

彼は、乙松に再就職を勧めにやってきたのだ。
しかし、その申し出を受け入れようとしない。
やがて、終電が終わるとふたりは酒を酌み交わし、
懐かしい想い出話に花を咲かせるのだった。

数々の出来事が、乙松の脳裡に蘇っていく。
一人娘の雪子の誕生と死、
炭坑の町として幌舞が賑わっていた時や、
機関士時代の苦労、愛妻・静枝の死などが…。

鉄道の廃線、自分の定年と時間は容赦なく
過ぎ去っていく現実に、
今までの人生を振り返る乙松。

彼の前に現れる、乙松が望む3人の少女の幻想。
特に、成長した雪子(広末涼子)との会話に
涙がボロボロでした。
健さんが口はいつも真一文字に結んで、
自分に厳しく、感情に流されない男を
演じているので、一段と心に響きます。

映画の中で流れる”テネシーワルツ”は
健さんの元夫人の江利チエミを
映画の中の妻(静江)と重ねて
故人を偲んでいるようでした。

撮影が木村大作なので、厳しい冬の雪景色が
画面を通して美しさと冷たさが伝わって来ます。

当時、健さんは67歳。
零下20度の中での撮影なのに表情を変えずに
制帽を目深にかぶり、背すじを伸ばし、
極寒の駅に立ち続けて姿はさすがですね。

雪の夜で始まり、雪の朝で終わる構成は
見る者に、何か暗示しているようです。



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生きていれば奇跡も起こる

yinanさん

みのりさん、おはようございます!

乙松の元に現れた3人の少女。
山田さくや(幼少時)、谷口紗耶香(小学校6年生)、
広末涼子(高校生)との交流が泣けましたね。

乙松は時代の変わり目、彼なりに一生懸命、
生きて来たのですから、
この様な不思議な出来事が起こってよかったです。

炭鉱夫として志村けんも出演していましたね。

2016/11/12 09:02:00

ぽっぽや

みのりさん

ぽっぽや
私も再放送で何回かみました。
健さんが亡くなりましたね
さみしいです。
 広末涼子の演技も素敵でした。

2016/11/11 19:36:20

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