ひなたぼっこ

樽丸 

2016年11月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:徒然に

昨日のおはよう関西で、
奈良吉野の“樽丸(たるまる)師” 木の声を聞く職人の技
が放送された。
樽丸とは酒樽のことで、樽丸を作る職人、樽丸師の紹介だった。

江戸時代中期から始まった樽丸づくり。吉野杉で作った酒樽は、殺菌と酒の風味を増す作用で、付加価値の高い商品として地位を確立したものの、日本酒の需要が減るにつれ、その生産は大幅に落ち込み、昔ながらの製法を守っている職人はただ一人になってしまったそうだ。

私が幼かった頃は、木でできた道具がいっぱいあった。
どこの家にも盥があった。夏はそれで行水もした。お風呂も木の枠と蓋、五右衛門風呂にはゲスイタ(下水板)、お櫃、杓文字、味噌や醤油、漬物樽も・・生活の道具が懐かしい。

時代とともに道具が変わり、生活そのものが便利でおしゃれになった今、杉は花粉症の原因として悪名の代名詞になりつつある・・ちょっと可哀想

少しづつ寒さが増すこの季節。
杉の香りがする日本酒を想像するだけでもほっこり・・

そろそろ日本酒にしましょうか ^ ^
昔ながらの製法、職人さんが絶えないように


一市村醸造場が木桶仕込みの酒「白金」HPより一



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