苦い思い出は今も

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ひなたぼっこ

2020年07月22日ナビトモブログ記事
テーマ：徒然に

きのうのブログを読み返し、若い頃の苦い出来事を思い出しました｡

大阪の実家に里帰りした時のこと、父からお土産と言って箱入りの「いりこ」を手渡されました。初めてのことでした｡

自宅に戻った私は、義母に「いりこ」を渡し、実家の様子や、生まれ故郷のいりこに纏わる話しに花を咲かせました｡

数日後、義母が

「ひなたちゃん、残念やけど、あれ使われへんわ・・・男の人はわかれへんのやなぁ」と

あわてて確かめるると、いりこは色が黄ばみちょっと触ると形が崩れる・・・古い (◎-◎;)

その後の私の落ち込みはご想像いただけると思います｡
恥ずかしすぎて、両親には話せずじまいです｡

父が四国へ行った折り、私へのお土産と買ったものだと思います。その「いりこ」がぼろぼろになるほどの間、実家に帰ってなかった訳ですが、私にお土産を渡したい一心で、大切に、大切に仕舞い込んでいたのでしょう。

そんな父を、今なら可愛らしく思えるのですが、トラウマは消えません。出汁じゃこ（関西ではそう言います）を見る度に思い出してしまいます｡

父が亡くなりもう13回忌を終えました。

一言文句を言っておけばよかったかな (^^)
次は腐らんもんにして～～ (;O;)