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国立劇場の歌舞伎　

2016年05月05日
テーマ：古典芸能

国立劇場は、この秋に開場五十周年を迎える。
十月から十二月まで、記念公演の歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』が決まった。
菊五郎、幸四郎、吉右衛門などが出演する。
昨年に続き、『三日目の会』を申し込む予定だ。
入会すると、十月から一月まで、公演の三日目に同じ席で観ることができる。

記念公演に先立ち、六月と七月に歌舞伎鑑賞教室がある。
学生や生徒の団体鑑賞を目的にしている。
団体を優先にして、余った席を一般に販売するから、良い席を確保するのは難しい。
今年は、観るのを止めようと思っていた。
ところが、六月の鑑賞教室が、橋之助の『魚屋宗五郎』と知って、気が変わった。

昨年の三月、初めて観た歌舞伎が、橋之助の『髪結新三』だった。
橋之助には思い入れがあるから、良い席が取れたら観ようと思った。
十一日以降、十一時開演の部、一階席中央前列、もしくは二階席最前列と条件を付けた。
先行発売が開始され、１時間が経っていた。
条件に合致する席が一つだけ見つかり、チケットを購入した。

問題は、先日、電話でチケットを予約したとき、「いつも、有り難う御座います」と云われた、国立演芸場六月中席と同じ日なのだ。
歌舞伎は午前十一時、落語は午後一時の開演である。
両者の会場は隣接しているので、少しだけ遅れるが、落語を観ることも可能だ。
しかし、歌舞伎を観た後の、余韻に浸りたい。
電話予約した落語は、発券前ならキャンセル出来るので、そうしようかと思っている。

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写真
庭の石楠花とガーベラ

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