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日々徘徊〜♪
クルマ選びの「メジャー」の歴史
2015年05月20日
テーマ:テーマ無し
「いつか自分も…」と、クルマに憧れていたのも今は昔、すでにマイカーに手が届く立派な年頃になったボクらですが、あの頃の憧れのクルマと今のクルマはずいぶん違っているような…。そこで今回は1990年台から、年代別にクルマの「メジャー」について、その歴史をふり返るべく、クルマの『いま』がわかる自動車ニュースメディア「クリッカー」の編集長・小林和久さんに話を聞きました。
「90年代は、日本車ビンテージイヤーともいわれる89年に日本や海外でデビューした初代セルシオ、NSX、スカイラインGT―R、ユーノスロードスターなどのクルマが実際に走り始めたころ。実質的に日本のクルマのバブル最盛期です。2シーターやオープンカーなどの日本車が初めて“メジャー”になった時期ともいえます。日本人がクルマに対して豊かさを満喫して、個性的な車種を求めた結果でしょう。一方、趣味性や個性だけでなく、実用性も重視したエスティマが90年に登場したのを筆頭に、ミニバンが“メジャー”になったのも90年代です。ノア、セレナ、ステップワゴン、オデッセイなども90年代から“メジャー”になっていきます。反面、レビン/トレノ、セリカ、スープラ、フェアレディZといった日本の伝統的スポーツカーが生産終了に向かっていったのも90年代後半の特徴です」
うーん、懐かしさに胸が熱くなった人も多いのでは? 続いて、クルマ界に大きな変動が起こったのは2000年代!
「『21世紀に間に合いました』のキャッチコピーがあったように、初代プリウスが誕生したのは90年代後半の97年のことでした。世界初の“ハイブリッド”というパワートレインがどんなものなのか興味深く、私は思わず発表会終了直後に予約・購入しましたが、初代プリウスの初期型は、マニアに受けるやや特別な乗り物という側面をもっていました。ハイブリッドカーを本当に“メジャー”に押し上げたのは、03年に登場する2代目だといえるでしょう。これは日本だけでなく、世界的な傾向でもあります。また、アルファード、エルグランドといった最上級から、ファミリーカーの代表といえるようになったノア/ヴォクシー、セレナ、ステップワゴン、そして小さいのに3列シートを持つウィッシュ、ストリームなどのミニバンが日本の乗用車の“メジャー”になったのも2000年代です」
そして時代は、“今”に繋がる2010年代へ!
「プラグインハイブリッドのプリウスPHV、アウトランダーPHEV、電気自動車のi-MiEV、リーフ、BMW i3、クリーンディーゼルのエクストレイル、CX−5、そして水素で発電する燃料電池車MIRAIなど、普通のガソリン車やハイブリッド車に代わるパワーユニットが現実になって走り始めたのがまさに今。後々、2010年代がクルマの歴史におけるターニングポイントだった…といえることになるのではないでしょうか。ただ、本当の売れ筋ドコロである“メジャー”車種は相変わらずプリウス、アクアといったハイブリッド車やミニバン、それに百花繚乱の軽自動車です。ハリアー、NX、CX−5、エクストレイル、ジューク、フォレスターなどのSUVも市民権を得た感があります。そして、S660、4代目ロードスター、NSXなどスポーツカーが復活してきそうな勢いを見せているのが最近の傾向でしょう」
時代ごとに移り変わるクルマのメジャーですが、その時代の人気車種を選ぶことには、どんなメリットがあるのでしょうか?
「メジャーなクルマには、多くの人に選ばれている安心感はもちろんありますが、それだけではありません。例えば、タイヤやバッテリーなどの消耗品、アフターマーケットのパーツ群などもメジャーな車種向けのものが多く用意されているので、良質なものやお手頃なものが選べるメリットがあります。ハイエースなどはその好例でしょう。また、車両は他の商品と違って、中古の流通が確立されている数少ない商品。当然、人気車種は中古になっても高値で売れる、つまりリセールバリューが高いといえます」
ここまでふり返ってきたクルマの“メジャー”史。今年はまた、4世代目となるプリウス新型も登場するとのこと! 時代と共に進化するクルマの“メジャー”を見極めつつ、自分にもピッタリの1台を探していきたいものです!
R25より
☆
そんな時代もあったのさ〜♪
「何時かはクラウン・・。」
そして懐かしいが 時代は高齢者になった今
エアコンが効き 走ればそれでいい・・・。
まったく車に興味を失せる 乗れば眠たくなるし 夜は見にくい
アクセルとブレーキを踏み間違わないよう若いころより緊張する。
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