雑記帳

広い空間 

2015年02月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

新居になって2つ変化があった。
ひとつは以前の部屋より広くなったこと。
1DKと間取りは同じだが、奥の部屋が4.5畳→7.3畳と広くなった。
また正方形ではなく長方形の部屋の為、もっと長く広く見える。
何がびっくりしたってドアまでいくのに何歩何歩も歩く事。
「おお、なんて新鮮!」
以前なら「ホップ、ステップ、ジャンプ!」と3歩でドアノブに触れられた。
え?ドアが遠い?なんて事、生まれてからこのかた狭い部屋で暮らしてきた私には不思議な体験だ。

ふたつめは、友人や親がやたらと来てくれる。
以前30年住んでいた部屋は最初の10年は誰かしら訪ねてきてくれたけど、最後の5年程は、ほとんど誰もこなかった。
3階でエレベーター無しという事で父母は足腰が悪くなり病気になった事もあってこなくなった、友人もいつの間にか私は呼ぶことはしなくなった。

当時、付き合ってた彼は一度来たが二度と部屋にはあがらず、外で車で待つのみとなった。
多分、余りの部屋の狭さが嫌だったのだろう。
なにせ、彼の部屋は一人暮らしなのに2DKという広さだったから。

30年も一つの部屋に住んでいると、長年のガラクタが増えてしまって部屋はベッド以外は身動きできない酷い有様だった。
壁も畳も汚くなって、掃除もあまりしなくなっていた。
洋服や本や漫画がちらかし放題の酷いありさまだった。

それが今の新しい部屋になって、空間の心地よさのせいか、休みの日にはまめに掃除をしている。
ベランダでカーペットを干し、洗濯をし、気持ちよく整理整頓をしている。
一人でこもりがちの私が「ウエルカム!誰でも来てください!」と呼びかけてるから変わったものだ!

空間力のプラス効果というものが人の気持ちを変えてくれる。
偶然にも今の部屋に決められた事に感謝、感謝の日々。



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