メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

教えられるブログ2

一人ぽっちの富士登山4 

2014年09月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:山歩きと登山

最高峰では気分上々で眺めている、八ケ岳連峰が威張って見える一番分かりやすいそして隣は・・・
左に北アルプスの山々南アルプスと続きます。
右は秩父の奥山あたりかな・・・。

名前知らずなので雲の上だけでしか見えない、
雲海が隠している雲を履き消せば別世界なのでしょう、ども此れも絵の一つ大パノラマが広がっているから
景色が美しくもある。

撮影済ませお鉢周りに戻りますか、急坂には行かず
繋ぎの道に向かった、大噴火の歴史を刻む壁には
幾つもの地層を表す不気味さえも感じる。

大内院(大噴火口)には万年雪を残していた、
壁に白く表していた。春先にスノーボードで
帰らぬ人騒がせがこの場所でおこした。

大沢崩れから先に進む下界の雲海?ただの雲海に
小さく影富士が残っていた、もう少し早く気が付けばと
思ったが後の祭り、デジカメを取出し写し取る。

影の山頂に光の環を纏っていた、ブロックン現象だ
こんなの初めて見るぞくぞくした、当人を背にして写って見えるのだとか?、感動そのにであった。

おなかが減った、そう言えば夕飯以来ご飯は口に
してない、適当な場所で夜食?朝食だな、
かなり時間経ったし風避けの場所っと探す。
お鉢まわりで残り200m地点、久須志神社手前で腰を降ろした。丁度小内院の傍です。

かじかんだ指先は手袋で保護していたので直に回復した、ラーメンのお湯コッヘルに両手を添えて温もる
、非常時のお助けグッズガスコンロが役立った。

冷え切ったおにぎりがザックの中で変形している、
ラップを剥がしラーメンの汁で胃袋へ落とし込む、
風は冷たい気温2.8度下界では考えられない
冷蔵庫の中で朝飯を食べているのだから、
とても不思議だが違和感は感じない。

ラーメンとおにぎりプラスバナナで満足の
おなかです、
序にコーヒーもとお湯をポットからだしてコップへ
注ぐ、お湯が幾らか覚めた感じなので再沸騰させ
火傷しそうな温度にした。

そう温めても富士山山頂では100度の高温は
得られない88度で沸騰してしまう。まして袋めん
では4分では食べられません、煮込みラーメンじゃないが時間が掛かり素直味は望めない、半分伸びきった状態かな。

寒さ対応には打ってつけの食事、心から暖かくなる
非常食だ、ささっと片付けその場をあとにした。
雲海は依然と張りつめ遠くの山以外は見られない
こんな時もあったって良いのかも。

空は雲一つない青一色が広がり素晴らしいの一言
山頂散歩も華僑にはいった、久須志神社の石柱に
再び戻りさわり終え又来るねと石段を下り始めた。


九合目の鳥居近くで登山者が上がって来た、最初の
顔合わせとなった、あんたが二番目三番目と
言いたかったが外国人でした。

単語で話すと両手を半分上げてポーズを取った
分かったのかな?ロッククライミングに疲れたと
言ったかは表情で如何にかわかった。

下りは岩稜地帯も気が入る、滑りはないが
夜の状態よりは進みが早いし足場も簡単に置ける、
短時間でも下がったと実感できるし、
先ほどまであそこに留まって楽しんでいた場所は
遥か彼方へと見える。


カメさんでもこんなに歩けるんだと実感、
又来年までお預けとなるが充実の山歩きだった
登りの雨は嘘のように晴れている。

下界は連なる合目の山小屋が確認とれるが
矢張りそのほかは今は隠れている、雲の
層がかなり厚く張りつめていた。


八合目を下った、20人程度上がって行った、
半数以上外国人の登山者である、会話が難しい
笑顔でこんにちはと話す、ついモーニングと
言いたくなるが日本語でいうのだからお早うと。


親子のパーティーが上がって来た、嫁さんが
日本人で残り父母、旦那を入れて全部外国人、
こんにちは、こんにちはと話す、モーニンと
返事する。日本人の嫁さんが二日前に石川県白山に
登り今日はこの富士山だというのだ。

体力あるな〜と感心した、婿殿は26歳のバリバリ
好青年、父母は53歳という夫婦、序においらの歳を
話したら驚かれた、70歳ですと言うとヤバイよ
ヤバイよ〜の連発をした。大したことではないよと
流した。


下山は飽きさせないこんな調子は九合目下の外国人から
始まり20数人と話を交わした、山旅の人と会え
通常の行き来に戻った感じがした。

下山の景色は六合目まで見られず富士本体を振り返り
眺めていた。安全センターで腰を降ろしていた祖父母?
らしき登山者と若者一人。挨拶を交わし此れから
山頂ですか?と尋ねてみたらこんな時間にと思ったが
山頂には行かない七合目までだと話した、何だか変
若者のザックに仏壇用の花束が刺さっていた。


核心部分に触れたくは無かったが誰かがですかと聞いたらそうなんですと返事され毎年八月に慰霊登山をしていると聞いた痛ましい話だと暫く話し込んだ。

八月の混雑時では慰霊も儘ならないのだと言うし一か月
ずらして今日にしたのだと、一礼して別れた、色んな
出会いは起こる、楽しい会話なら歩きも楽しいが依然の
姿を浮かべればやり切れない気持があるのです。

やっと平行移動の道に入った。五合目から足を延ばした
子供連れがちらほら見えだす、自分の安心の場所まで
降りられたしもう慌てる足取りは要らない。

河口湖五合目駐車場へと流される、足の違和感はなし
ストックでのダメージが二の腕に張りを残した。

下りでの岩稜地帯でストックを多用した性だろう
数日すれば回復する大した話ではない、着いたね
五合目に遊びの客で賑わっている、ザックを下し
セットしたGPSとスマホの軌跡のソフトを止めた。

距離15km少しで43600歩、時間15時間の
山歩きでした。二日分の山旅長かったです、
睡眠??
二時間寝たかでも目を閉じていた程度だった。

冒険は近場だけであってアルプスには行けない、
今の体力が続くならば次の山へ挑戦です。


富士は見ても登っても気持ち良い楽しい場所、
登山一歩が
この富士山だからなおさらです。
                おわり

写真 剣ヶ峰3776m地点 ブロッケン現象と影富士



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

お疲れ様でした

れんげしょうまさん

今回は、途中、雨に降られたようですが、
独り占めのご来光、素晴らしいですね

贅沢な時間を過ごされたようで、羨ましい
です

影富士というものも初めて見せていただきました

2014/09/30 12:50:40

お疲れさん!

プラチナさん

mariji3さんが、ご来光を拝んでから、お鉢周りの途中の頃だと思うけど、当方、寝床から起きた6時半頃、天気も好く、65Km先の富士の雄姿を眺めていた、まさか、その頃、山頂に居たとは露知らず。
富士登山は、毎回違った新しい感動が有って、また次回にも楽しみだね。

2014/09/29 23:23:39

PR





上部へ