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「虫も驚く地球温暖化」  

2014年03月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし

今年、2014年2月、2度にわたって関東甲信地方を襲った大雪は、異常気象だそうだ。異常気象の日本での定義は、30年に一度の割合で起こった著しく天候に偏りが現れた場合の気象のことをいう。

 この定義からすれば、今回、関東甲信地方を襲った大雪は、今後、30年間は、やって来ないことになるだろう。やれやれである。

 
 気象をテーマにして考えてみれば、昭和の時代と様変わりしているものとして真っ先に浮かぶのは、猛暑である。日本列島では、一日の最高気温が35℃以上になる猛暑日は、ここ数年の夏が特に多いのではないか。

 ものの本によれば、近年の猛暑や暖冬も、異常気象だという。猛暑は、近年、毎年連続して起こっている。一方では、異常気象とは、30年に一度の割合で起こった著しく天候に偏りが現れた場合の気象のことをいうと説明される。はて、これはどう理解すればいいのだろうか。

 猛暑が毎年連続して起こっている現実は、30年に一度の割合で起こった著しい天候の偏りとは言えない。それとも、30年に一度の割合で起こることが毎年起こっているということなのか。

 猛暑のほかにも、近年、日本列島で毎年頻繁に起こっているのは、ゲリラ豪雨と竜巻である。ゲリラ豪雨は、夏に、全国各地で局所的に頻繁に起こる。一方、竜巻は、以前は、アメリカ大陸などで起こるもので、日本では考えられなかった。しかし、最近は、そうではなくなった。夏に、日本列島で発生するのは珍しくない。

 異常気象とは、30年に一度の割合で起こった著しく天候に偏りが現れた場合の気象のことをいうとの定義について、どう考えるべきか。これは、それだけ天候の偏りがひどい、つまり異常だとの説明をしているだけで、起こるのは毎年だって起こるということなのだろうか。

 なんか、近年の猛暑、ゲリラ豪雨、竜巻が起こる現実に照らせば、異常気象は毎年だって起こると考えた方がいいだろう。

 
 異常気象の原因は、地球温暖化にある。地球温暖化の影響は、大都市において顕著だ。

 大都市は、巨大なビルや家々が密集して存在し、人が乗る車も大量に走っているため、自ずとその地域の二酸化炭素量が増える。その結果、二酸化炭素の濃度が濃くなり、温室効果が高まって大都市だけ気温があがることになるのだ。近年、東京や大阪といった都市部の気温は確実に上昇している。

 
 今年、2014年の2月、2度にわたって関東甲信地方を襲った大雪は、異常気象であり、地球温暖化の影響が巡り巡って、その原因になっているのは間違いない。

 2月に2度にわたって関東甲信地方を襲った大雪という異常気象は、3月に入ってもその影響を引きずっていて、平年を下回る寒さが続いている。 
 

 2014年の3月6日は、二十四節気の第3節気の啓蟄(けいちつ)であり、期間としての啓蟄は、3月6日から春分前日の3月20日までの15日間を指す。

 啓蟄(けいちつ)の「啓(けい)」は、「ひらく、開放する」という意味である。「蟄(ちつ)」は、虫などが冬眠するという意味だから、啓蟄(けいちつ)で、虫などが冬眠から覚めて地上へ這い出してくること表す。

 二十四節気の一つの啓蟄は、暦の上では、冬ごもりしていた虫たちも暖かさに誘われて動き始める頃とされている。しかし、今年は、3月に入っても異常気象の影響を引きずっていて、平年を下回る寒さが続いている。 

 ために、虫たちも冬眠から覚めて地上へ這い出すのに躊躇し、ぐずっている。それもこれも、地球温暖化のなせる業であり、虫たちは、ただただ驚くばかりである。

 そこで、一句。


俳句「地球温暖化」

 啓蟄(けいちつ)や

 虫も驚く

 温暖化
 


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今年の雪は大変でした

英二さん

初めまして、英二と申します。
今年はホントに異常気象でしたね。2度の雪の日
仕事に出勤でもう大変な思いをしました。
(自分のブログにも書いてます。)
これから、いろいろ気象の変化で惨事が起きないと良いのですが、、、
どうぞよろしくお願いします。

2014/03/10 10:14:07

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