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「東日本大震災から3年」 

2014年03月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし

明日は、2014年3月11日。東日本大震災の発生から3年が経つ。

巨大地震、巨大津波による被災という大惨事の恐怖をありありと思い出す。怖い。震えるほど怖い。

 そして、生まれ故郷で生活しているという普通のことのありがたさを身にしみて感じる。人間、生きていくうえで、あれもしたい、これもしたい、ああありたい、こうありたい、さまざまに欲求が湧く。しかし、東日本大震災のことを考えれば、普通に生活できていることで、良しとなる。

 
 東日本大震災の発生から3年が経つことについて、早や3年かと思う。

 今年は、2月に2度にわたって関東甲信地方を襲った大雪という異常気象が3月に入ってもその影響を引きずっていて、気温が平年を下回る寒さが続いている。春は、やがて来るのだが、やけに寒い。

 2011年3月11日も、今年の寒さと同じくらいに寒かった。あの日、津軽では、夜には、停電の中、雪が降った。今日も、似たような天候であるだけに、あの日のことをまざまざと思い出すのだ。

 そして、3年も経つのに、未だ多くの人々が避難生活を送っているという。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で、今も約26万7千人が避難生活を送る。震災直後には、約47万人が避難生活を送っていたが、3年も経つのに、その半数以上が依然として避難生活者なのだ。

 避難先は、全47都道府県の1175市町村に及ぶ。県外への避難は、原発事故の影響で福島県からが最も多く4万8千人弱、宮城県からは7千人強、岩手県からは1500人弱となっている。

 原発事故を抱える福島県では、大熊町、富岡町、浪江町などの7町村で、依然、全住民の避難が続いている。

 
 東日本大震災の発生から3年が経つ今、私たちは、東日本大震災のことを、被災者のことを忘れないようにしなければならない。東日本大震災とその被災者のことは、決して他人事ではないからだ。

 首都直下地震や南海トラフ地震などは、いつ起きるか分からない。起きないに越したことはないが、起きる可能性はは十分にあるそうだ。
 東日本大震災だって、あの日、突然やってきた。振り返れば、それまで、首都直下地震や南海トラフ地震の発生の可能性ほどには、深刻に考えていなかったのではなかろうか。

 だから、東日本大震災のことを、被災者のことを忘れないようにしなければならない。東日本大震災からの復興に関心を持ち、被災者支援の気持ちを持つことが大事だ。

 例えば、ネットで喜多方ラーメンを購入することだって、立派に福島県の震災復興に役立つ。小さなことでも日本全国からの被災地支援が積み上がれば、大きな力になる。

 避難者の現状を分析すれば、ふるさとにいつか帰ると決めた人、帰らないと決めた人、帰れない人に分類される。

 分類されるが、いずれもみんな、本当のところは、帰りたい。ふるさととは、人にとって、帰りたいところである。ふるさととは、そういうものだ。

 帰りたいから、帰る。帰りたいけれど、帰るわけにはいかないから、帰らない。帰りたいけれど、ふるさとの現状から、帰れない。
 

 全国各地に避難し、ふるさとを思う人々のことを考えると、胸が痛む。
 

 東日本大震災から3年。犠牲になられた方々に改めて哀悼の意を表する。そして、被災者の方々に幸多からんことを祈る。

 
短歌「東日本大震災から3年」

 原発に

 ふるさと追われ

 早や三年

 なつかしき浜

 いつか帰らん
 


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風化させないで

睡蓮さん

震災から3年。

改めてお見舞い申し上げます。

震えるほど怖かった。

理解できますよ。

負けないで心の復興を。

風化させないようにしましょう。

2014/03/10 22:41:39

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