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尺八と横笛吹きの独り言

観劇で感激!「トラベルトレイン2010」 

2010年08月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

<div class='wiki'>
●トラベルトレイン2010パンフレットです。<br />
六本木の俳優座劇場で「トラベルトレイン2010」を奥様と観劇しました。<br />
<div class="alignCenter"><img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/48/20/shakuhachi_fue/folder/1599156/img_1599156_50881911_0?1281840991" alt="イメージ 1" class="popup_img_320_240"></div><br />
トラベルトレインとは直訳すると「もめごと電車」だなあ・・・・<br />
10年ほど前に同じ劇団のトラベルトレインを見ている。2010年版だから、タイトルは「トラベルトレイン2010」としたのだろう。<br />
原作 萩野 心一 脚本・演出 小野川洲雄<br />
教師の劇団 創芸(そうげい)第65回公演<br />
 さて、ひょんなお付き合いで、劇団のベテランKさんと接点がありまして時々観劇しております。<br />
本日のKさんは物語の展開を解説、引っ張っていくリード役のJR職員役だ。<br />
ウーンはまり役だったなあ・・・・<br />
 退職間際のJR職員車掌におきたトラブルと対応、その姿が同じ位の年代(たぶん私より4つ上くらいの67位かな?)ですので、自分の姿にだぶりました。<br />
 いきつけのコーヒー店でじっと至福の時を過ごす姿は誰かと同じ。<br />
劇中の台詞(せりふ)「大好きな鉄道の仕事一筋40年、悔いなし」の言葉に実感がこもる。<br />
前回の「町工場夢物語」では、コンピュータ制御プログラムに会社の命運をかけて苦悶する技術者でした。<br />
 さすがに教師集団だけあって、舞台上で毎回様々な問題を提起している。<br />
教育、老後、若者、中小企業、工場、戦争、家族・・・・<br />
</div>
<br />
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<img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/48/20/shakuhachi_fue/folder/1599156/img_1599156_50881911_1?1281840991" alt="イメージ 2" class="popup_img_320_240 clearFix alignRight"> <br />
●配役は12〜3名でしょうか。<br />
「ただいま緊急停車をしました。皆様には大変ご迷惑をおかけします。」としたJR車掌の放送で始まり始まり・・・・遅れる・旅行に間に合わない・動いたと思ったらまた緊急停止だ・・・・<br />
乗り合わせた見ず知らずの乗客同士が衝突する人間模様。<br />
そこは、教育、老後、若者、中小企業、経済、政治、工場、戦争、家族・・・・などの日本の今が抱えている悩みのルツボでした。<br />
おもしろい。電車にたまたま乗り合わせた人間そのものの姿が、今の日本。<br />
おもしろい展開です。<br />
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<img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/48/20/shakuhachi_fue/folder/1599156/img_1599156_50881911_2?1281840991" alt="イメージ 3" class="popup_img_320_240 clearFix alignLeft"> <br />
●このようなJR電車の座席だけの舞台よ!<br />
トラブル列車では様々な人間模様が、おもしろおかしく衝突し合い、一人一人の生活が見えてくる。そして懸命に生きている姿が見える。日本の今の縮図だ。<br />
^帽疂櫺浩瑤卜更圓帽圓、ヘルパーさん3名のご婦人一行。<br />
⊆勸?里燭瓩剖盧?冒?訝翡社長。<br />
1栽促譽奪困離汽奪ー応援にいく、携帯をぶら下げた障害児の男の子供。<br />
「ボク、応援にいくんだ。なにかあったら、携帯でお父さんに連絡」をひたすら繰り返す。<br />
ぜ分のクラスの女子中学生(不登校)を大森駅に迎えに行く途中の女教師。(押しつけと頑張らせ屋の教師。いわゆる生徒からは煙たがられる女教師)<br />
ゥンボジアでの地雷除去で成田まで向かう技術者。<br />
Σ縄から出てきて、ミュージシャンを夢見る疲れた青年。<br />
Фデ呂砲い中年男性。元雑誌編集長であったが、失業し妻には会社に行くと言って競馬にいく。<br />
以前の自分を断ち切れず、自暴自棄に落ちいっている。<br />
╋眸噂?匚盥酸検平討教師でその親に反発している)と就活にあせる大学生のカップル。<br />
定年を迎えたJR車掌<br />
</div>
<br />
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もうこれだけ書くと、筋書きが少し見えてくる。<br />
隠しもしない日本の今の現状がここに提起されている。<br />
迫真(はくしん)の演技は<br />
の浦和レッズのサッカー応援にいく、携帯をぶら下げた障害児の男の子役。<br />
女性が演じている。興味深いのは演じる彼女が現在、障害児の学校に勤務していることだ。<br />
緊急停車すると「間に合わない」「間に合わない」とパニックを起こす。車内の乗客がなだめる。<br />
「おしっこ!」<br />
車外には出られない。車掌は「絶対に出てはいけません」と釘をさす。<br />
とうとう若者が引率して「おしっこ」にいく。<br />
帰ると「連れション」をお兄ちゃんとやった。と笑わす。<br />
「ボクうんこもした」ときた。<br />
終盤、お父さんに携帯に話す場面。<br />
「お父さんねえ、これから電車がいくよ。電車には笑ったり、泣いたりいろんな人がいたよ」<br />
と結ぶと・・・・笑いがそこにでる。<br />
「笑い」とは悲哀のあとに、納得したあとおのずとでてくるものだろう。<br />
常に体を揺すっている姿は現実の生徒さんから学んだものであろう。立派な演技。<br />
╋眸噂?匚盥酸犬麓分の親のお仕着せな姿をい僚?匐技佞妨?韻襦<br />
「お前は、その女の子がなぜ登校拒否だかわからねえんだよ!」<br />
「頑張れとか、」「期待している」とかがむかつくんだよ・・・・ともろにぶつけ合う。<br />
これも迫真の演技だ。<br />
 最後には、電車が動いてから別れ際に「おい先公!私にその子と会わしてくれ!」<br />
「その子に言いたいことがある」と言ってむかつくその女教師といっしょに電車を降りていく。<br />
金髪生徒と、お仕着せがましい女教師との間に何か感ずるものがあった。<br />
ほのぼのとする下りである。<br />
Ц技┿鑛埆個垢如⊆唆箸靴洞デ呂砲い中年男性も迫真の演技力。<br />
この方は前作「蘇れわだつみのこえ」では教育勅語そのものの管理職役を見事に演じた方だ。<br />
 寅さん映画の「タコ」社長のような、悲哀がある。<br />
競馬の資金を稼ぐために、ストップしたトラブル車中で寅さん映画のあの流ちょうな長い台詞をしゃべる。<br />
「サーテお立ち会い、私、生まれも育ちも、葛飾、柴又・・・・帝釈天の・・・・」あれだ。<br />
これを資金繰りで大変な社長がいさめる。「やめろ!お前は甘いんだよ・・・・」<br />
ポンポンポンポーンとそれぞれの必死な生活がテンポよく順に暴露されていく展開だ。<br />
おもしろい劇だ。<br />
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<img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/48/20/shakuhachi_fue/folder/1599156/img_1599156_50881911_3?1281840991" alt="イメージ 4" class="popup_img_240_320 clearFix alignRight"><br />
●帰りに、埼玉からの「おのぼり」さんはちょいと「六本木ヒルズ」というところまで歩いてきた。<br />
目の前にボンと高速道路があって、せわしくて・・・・高い建物があって。<br />
北海道のミルクキャラメルやソフトクリームを食べた。きれいなモデルのような女性が歩いている。<br />
 しかし私は野方の野方食堂で鯖煮(さばに)を食べたほうがいいと感じた。<br />
もっと静かでせまくとも、日常の会話がある町のほうがいい。<br />
町ゆく人は、まったく会話がなくただただ通り過ぎるだけのものだ。<br />
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<img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/48/20/shakuhachi_fue/folder/1599156/img_1599156_50881911_4?1281840991" alt="イメージ 5" class="popup_img_320_240 clearFix alignLeft"> <br />
●ここが前職場が練馬の時に通った「加賀屋」よ。<br />
帰りは、地下鉄大江戸線の六本木から西武線の練馬に出る。<br />
ここで、昔よく職場の仲間と一杯やって帰ったものだ。<br />
 ホッピーをここで覚えて、さらにここの煮込みはうまい。中に入っている豆腐がうまい。<br />
スタミナという焼き鳥4本、ユズ大根などで演劇の残像を思い浮かべてくつろいだ。<br />
まったくここの煮込みはうまいのさ・・・・<br />
 今日はいい日でした。<br />
</div>

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