メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

♪HAPPY LIFE♪

救急救命センター 

2013年04月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

母の状態は一応おさまっている。

明日はまたCTと血液検査をするとのことだ。


今回の母の入院で私は初めて救急救命センターに
お世話になった。


入院、手術を要する場合は二次救急、生命に関わる重篤な
患者の場合は救急救命センター、特に高度な診療機能を
提供するものを高度救急救命センターと呼ぶらしい。


母が救急車で搬送された日は救急救命センターで一泊して
翌日から一般病棟に移った。


お世話になったK病院の救急救命センターの看護師さん達の
対応の素晴らしさに私は本当に感動した。


元看護師の娘に、救急救命センターの看護師さんって
何か特別の訓練とか、一般病棟の看護師さんとの
違いはあるのかと思わず聞いていた。

それぞれの病院、上の人の考え方とかで色々よ〜との
答えだった・・・


母が救急車で搬送された時、すぐ私には連絡が
つかなかったのでダンナの方が先に病院に行ってくれて、
父親とダンナが先に主治医の説明を受けた。

そして後から駆けつけた私に主治医がみんなの前で
再度説明をしてくれたのだが、最初の説明の段階で
母親は先生に手術は嫌だと話していたらしい。


いつ状況が悪くなるかわからないが、とりあえずしばらくは
様子を見るとのことだったので、私たちは実家に帰り入院の
ために必要なものを準備した。


精神的にも病気を抱えている母は、私達がいなくなって
看護師さんに色々無理を言ったようだった。


疲れきっている父親と仕事を抜けてきてくれたダンナに、荷物を
届けるだけだから私一人で大丈夫と言って帰ってもらい
一人で病院に戻った。


戻った私に母親は今晩は付き添って欲しいと言う・・・


救急救命センターは付き添いは原則ダメだが
ケースバイケースで対応しているようだった。


母親から付き添いのことを先生に聞いて欲しいと言われた
看護師さんは、聞いてみますと答えてそのまま母親には
返事をせず、私と相談しようと考えてくれていた。


搬送されてからの数時間、母の状態を見ていて、看護師さんは
母の精神的な病気の部分がわかり、娘の私がこの状態で
付き添うのは???と考えてくれたようだった。


「一応、先生に付き添いのことはどうしてもと言うなら・・・と
了解をとりました。でもあのお母様の状態で娘さんが
付き添うのはちょっと大変かと思い、娘さんと相談してから
お母様にお返事しようかと思いまして・・・」と看護師さん。


「明日、仕事は休みですし泊まることは可能です。ただ母は
あの状態ですし・・・しばらくそばにいて様子を見てみます・・・
すみません。」と私。


わたしの返事を聞いてから「規則なので、娘さんの付き添いは
やっぱりダメとのことですよ〜」と看護師さんは母に話してくれた。

看護師さんの配慮に感謝しながら母に付き添っていた。


驚きと不安とで精神的にいつもにまして混乱している母の
びっくりするような会話にも、看護師さん達は15〜20分近くでも
付き合ってくれる。


一つ間違えば命に関わる・・・ということがあるんだろう。
忙しく動き回っている看護師さんに申し訳ない思いで
いっぱいだった。


どんなに訳のわからないことを言っても、とにかく今晩は
私がやっぱり付き添うしかないな〜と思い、「家もそのままで
出かけているし、母には泊まるとはまだ言っていないけど
泊まるつもりで準備してからもう一度来ます〜」と看護師さんに
話して帰った。


帰宅してダンナに今晩は病院に泊まると言って自分の荷物を
用意して再度出かける・・・


病院に着いた時、私の荷物を見た看護師さんは、すぐに
その荷物は見せない方がいいですよ〜
部屋の外に置いておかれたら〜と言って母の目に入らないように
してくれた。


そしてタイミングをみては「もう10時過ぎてるし、娘さんに
帰ってもらいましょうね〜」と・・・


何回看護師さんに訴えてもダメと言われて私の付き添いは
母も諦めたようだった。

結局その日は自宅に帰った。

翌日は一般病棟にすぐに移ったので、救急救命センターの
看護師さん達にはその後は会えていない。

私が実家や自宅に戻っていた時間を差し引いたら5〜6時間の
間にお世話になった4人の看護師さん達、みなさんが
本当に母親に根気よく付き合ってくれたうえに、私のことまで
心配して配慮してくれた。

本当なら私が泊まった方が看護師さんは母の相手するのが
少しでも軽減されるのに・・・

母の精神的な病に、ずっとどうしようもなく胸がつかえて
苦しい状態が続いている私にとって4人の看護師さんは
私の心のつっかえてる部分に息を吹きかけて風通しを少し
よくしてくれたような・・・

すごい方たちでした。

ありがとうございました。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ