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尺八と横笛吹きの独り言

今日は、ちょっと感動しましたぜ。 

2013年03月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●本日最後の実習授業が終了しました。 

25才からこういうお仕事を始めまして、41年と7ヶ月。長い長い勤務でした。
それが終わろうとしている。
 工業高校1学年の最後の実習授業で私の最後の授業でもありました。
(10名ほどの班構成で電気系の実習じゃ)
電気実習室で作業服を着ての実習。
携帯やスマホは実習前にコチラで全部回収、授業が終わるまで渡さない。
(スキをつくれば携帯を隠れてやる生徒が必ずいます)
「ハイ携帯を全部出せ。」「持っていたら承知しないぞ」「いいな」
「俺は今日で最後の授業になる」「いいか今日は・・・・はあまり怒りたくないから静かに授業を聞くようになあ・・・・41年間の最後じゃ」「オラ・・・・話しを聞いてんのかよ・・・・」「余計なことを言って私の話の腰を折るんじゃなねえよ」・・・・あああだらこうだら・・・・一瞬怖い教師でいて、実は甘い。生とも見抜いている。
怒ると・・・・女子生徒は「先生可愛い!」「先生の手は小さくて可愛いね」
「ウルセー」「バカタレ」「余計なことを言うな」・・・・「怒った顔がかわゆい」・・・・「うるせえ」「バカモノオオオ・・・・」授業ではいつも乱暴なこんな会話じゃ。
終始、この流れで丁度いいのだ。
・授業が終わりかけたころ、担任が実習室に来て・・・・問題児を二人呼びに来た。
「お前ら。また何かやったな!」「生徒指導部、呼び出しか!」
・・・・・・・・あら・・・・また入ってきた。なんだ・・・・
しばらくすると、担任から花束を受け取った彼らが教壇につかつかと寄ってくるではないか・・・・なんだこりゃ・・・・ええ・・・・そういう段取りだったの・・・・
「先生涙が出ちゃうよ・・・・」「先生がいなくなるなんて悲しい」(見えすいたうそをつくんじゃない・このバカ)
 こんなサプライズがありました。
「オイびっくりしたよ。」「全員こういう手はずだったのを隠していたなあ・・・・」
「やられた」「でもうれしいよ」
はい記念撮影。「長い間ご苦労様でした」
 いつもウルセエやんちゃ坊主が神妙な顔をして花束を私に渡した。
担任や一部の先生方の企画だったのだろう。全然知りませんでした。
 最後にこういう形で終わって、うれしいもんだ。ホロリ。
            
 
●急きょ考えた、今日の実習作品だ。
電子部品ボードで上から固定抵抗三つ、ダイオード、発光ガイオード、トランジスタ
を基板上に半田付けさせる。ここまでで1時間30分はかかる。
抵抗カラーコードの読み方、アナログテスターの使い方を練習させる。
各自が作ったボードの抵抗をテスター測定させる。これが抵抗のカラーコードの読みと一致するか確認。
 ダイオードは一定方向の電流しか通さない極性を確認。発光ダイオードも極性があり、これをテスタにて発光させ確認する。トランジスタの極性確認は時間がなかった。
清掃、レポート書き、最後に感想を書いてね。
「先生長生きして下さい」「先生の話したことはいつも大切なことを話していました」
「時々学校に遊びに来て下さいね」「ありがとうございました」いつもとチョイト違う真剣な顔だった。
一様に私にヨイショしてましたが、皆、素直な子供達だと感じた。
アア・・・・今日で終わりだ・・・・終わりだ。ウルサイ君たちとお別れだ。(ハハハ)

 
●女子が3〜4割在籍している。進級が危ない子もいますがなんとか進級、卒業して欲しいものだ。
ハーイ記念撮影・・・・チーズ。
「コラー俺のまわりで、シャッターの瞬間にばかなポーズをとるなよ!!」
あの子(女子)は私が何度補講をやっただろう。危機一髪の綱渡りで進級する子もいる。
「お前たちが卒業するとき(あと2年)、卒業式に顔を見せに来るかもね」
うれしい1日でした。25日が修了式。そこまでは勤務じゃ。

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