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尺八と横笛吹きの独り言

「そんでこ節」・・・・そしてその他の入魂作業中。 

2013年03月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●今度の民謡おさらい会で「そんでこ節」を唄う男性がいます。
この唄、最近私が唄っている「ひでこ節」と似ているぞ・・・・い。 
この写真の山菜が「しおで」だ。
写真はhttp://momo32.exblog.jp/11033414/より借用しました。

●山菜のシオデ(写真)がショデとなり、秋田では名詞のあとに「こ」をつけるのでショデコとなり、ヒデコとなった。
●「しおで」「しょで」「しょでこ」「そんでこ」「ひでこ」「しおな」など同じ山菜が各地で様々に言われているわけだ。宛字で「秀子節」と書いたりしているぞ。

●ところで「しおな」は牛尾菜(しおな)と書き、形が牛の尾に似ているところからつけられた。写真で見ると牛の尾に似ている。

●「ひでこ節」については過去にfue殿が下記に書いていた。
http://blogs.yahoo.co.jp/shakuhachi_fue/42892649.html
●「ひでこ節」を唄う人は多いですが、「そんでこ節」を唄う人はあまりいませんね。
●「そんでこ節」は秋田県仙北地方の「ひでこ節」、山形県村山地方の「しょんでこ節」の元唄と言われている。どうりで「ひでこ節」に似ている。ひでこ節の元祖だからね
●もともとあったのが「正調そんでこ節」これが、村の娘たちが塩尾草、わらび、うど、みずななどの山菜を摘みに出かけるときに唄われ、長い年月に現在の「そんでこ節」になりこれが秋田県仙北地方で「ひでこ節」となり、山形県村山地方では「しょんでこ節」となった。長ーいナガーイ年月をかけて「ひでこ節」になったようだ。

 
●「そんでこ節」のNHG音源をカセットから探し、ICレコーダに入れました。
歌手は岩手の菊池さんという女性歌手。地元のエエ声の方。この唄は歌詞が短く、素朴でいい。覚えたい曲だ。ユーチューブでは正調そんでこ節がのっています。これもICレコーダに入れてみました。南北朝の落ち武者が、隠れ住み、そこで「しおでの花」をみつけたそうだ。昔の華やかな時代を娘さんは思い出した。長い長い歴史を感じる唄だ。ひでこ節節が邪魔をして「そんでこ節」は覚えにくい。やや節回しがむずかしい。
土着の民謡という感じがする。
●譜面は河童さんからいただいた譜面があった。ありがたや。

●「正調そんでこ節」
500年以上前の南北朝時代、足利氏との戦いで落人となった北畠家と和子は、奥州に 隠れ住み、シオデの花を見つけて京での暮らしを懐かしんだという。そのシオデを「そんでこ」といい、落人の境遇を狩人に狙(ねら)われる鹿に喩(たと)えた唄が「そんでこ節」である。
 南北朝時代にこの地に落ちのびた北畠一族をなぐさめるために即興でつくられたという伝説が残っている。「正調そんでこ節」の歌詞の「鹿のしし」とは落人のこと、「岩のはざま」とは奥地、「昼寝して」は隠れて、「またぎ」は狩人すなわち追っ手を表しているといわれる。その後、野山稼ぎに唄われ、長い年月を経て「そんでこ節」に変化していったと考えられる。
♪牡の鹿がナ (かのししがな) 岩のはざまに  昼寝してナ コノ ソンデコナ
♪昼寝してナ 狩人(またぎ) 来るのを 夢に見てナ コノ ソンデコナ
♪そんでこがナ 何処で生まれて 声が良いナ コノ ソンデコナ
      声が良いナ  向かい小山の 蝉の巣でナ コノ ソンデコナ

●「そんでこ節」の歌詞(正調でないほう)
そんでこがなー
どこで生まれて
声が良いな
コノソンデコナー

声がよいなー
向い小山の
セミの巣でな
コノソンデコナー

セミの巣でなー
親にかくして
ハグロしたな
コノソンデコナー

ハグロしたなー
笠のしめ緒で
顔かくすな
コノソンデコナー

顔をかくすなー
人に知られぬ
苦労するな
コノソンデコナー

苦労するなー
はなれそうもない
二人ずれ
コノソンデコナー
http://www.bunka.pref.iwate.jp/seikatsu/minyou/shousai/minyou_003.html

 
●都山流三曲のほうも、少しづつ進んでいる。
4月の演奏会用の「雪しまき」(江戸信吾 作曲)の音源(テープ)が曲責任者先生から届き、これをICレコーダに入魂(?)した。えらいむずかしそうだ。
 これの下合わせがこれから3回ある。道は長い。
●「比良」の尺八無しの音源を捜していたら、先輩師範がお持ちになっておりこれを貸して頂きこれもICに入魂した。箏は澤村さんという方だ。尺八なしの箏だけの「比良」の音源、これはいい。しかしこの「比良」は掛け合いで数小節に不安な箇所がありますね。
「あれ!はずした?」でも合っている箇所がある。なんども吹く必要がある。
コチラは今月の31日が弾き初め会だ。そこで吹く予定でいる。
●「祭花二番」吉崎克彦 作曲・・・・とても心地よい曲。早い。
大甲のレが相変わらずでないが、人差し指をかざすとこれが一瞬でることを発見、0.5秒だけの瞬間だけ出るのだ。(笑)
●「新娘道成寺」古曲 石川勾当作曲と言われている。
なんとはなしに、終わる曲。もう少し曲の深さを味わいたいのだが、それがわからないでいる。安珍と清姫の道成寺伝説を元に作られた曲。
 修行の身の安珍に恋した清姫は、片思い。思い詰めた姫は大蛇になって日高川を追いかける。そして道成寺の鐘の中に隠れた安珍を焼き殺してしまう。という恐ろしいお話だ。
「鐘に恨みは数々ござる」で歌い始める。

●千葉県民謡の「九十九里浜大漁木遣り唄」。篠笛もなんとかいけそう。
現在入魂作業中。9本篠笛を職場でにもっていって、ICレコーダを聞きながら入魂している。あと少しだ。55点段階だ。

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