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吾喰楽家の食卓

イナダ(1) 

2013年01月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

ブリは出世魚で、成長するにしたがって名前を変える。
吾喰楽の生まれ育った東京の山の手では、ワカシ、イナダ、ハマチ、ブリの順である。
単身赴任していた魚津では、ツバイソ、フクラギ、ガンド、ブリとなる。
イナダの美味しさと、食べ方は、魚津で覚えた。
この日、新鮮なイナダを見つけ、買うときに二枚におろして貰った。
骨のない半身は刺身に、骨の付いた方は味噌漬にするのだ。

   *****

魚津でイナダを買い始めた頃は、丸のまま買って自分でおろしていた。
そのうち、生ゴミの始末が面倒になり、魚屋で二枚におろして貰うようになった。
脂が乗ったブリの粗(あら)なら大根と煮ても美味しいが、イナダの頭は訊かれることもなく捨てられていた。
ところが、埼玉の魚屋は、「頭は如何しますか」と訊いてくれる。
「持って帰ります」と答えると、二つに割ってくれるのである。
海に面した富山県と、海がない埼玉県の差が、こんな所にも現れている。

   *****

イナダの半身を、背と腹の縦長に切り分けて、皮を引いて刺身を拵えた。
背側から皿に盛り付けたが、これだけで充分で、腹側は食べ切れなかった。
美味しい刺身には、清酒が良く合う。
熱々の豆腐の卵とじも、上々の味で、体が温まるのがいい。
体調を崩して以降は、少量のビールしか飲んでいなかったので、清酒は久しぶりだ。
美味しく飲めたが、一合だけで御積もりにした。

   *****

写真
1月11日(金)の夕餉



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ウイールマンさんへ

吾喰楽さん

コメント、有り難う御座います。
期待に沿えないのですが、脂は乗っていません。
でも、カツオに似た、つるっとした食感が好きです。
関東の寿司屋では、余り珍重されないようです。
食べるのなら、北陸をお勧めします。

2013/01/13 15:56:22

みのりさんへ

吾喰楽さん

コメント、有り難う御座います。
美味しかったですよ。
友人と飲むときは別ですが、外食は余り好きではないので、自宅で食べています。
一人暮らしなので、自分で作るしかないのです。

2013/01/13 15:51:38

吾喰楽さん

ウイールマンさん

このイナダの刺身はおいしそう。
たっぷり上品な脂がのっているようですね。今度日本に行ったときは、絶対すし屋に食べに行きます。

2013/01/13 14:14:43

美味しいそう〜〜♪

みのりさん

吾喰楽さん

今日のイナダのお料理も
とても美味しそうです根~~♪
毎日マメに作られるんですね~~♪

2013/01/13 11:12:04

チカさんへ

吾喰楽さん

コメント、有り難う御座います。

謙遜ではなく、魚を捌くのは、そんなに上手ではありません。
特に、腹の骨を削り取るのが難しいです。
多めに取ってしまいますが、粗汁の具に回すので、無駄にはなりません。

八海山は好きな銘柄の一つです。
美味しいですよね〜
プレミアが付いていないと買っています。

2013/01/13 10:55:59

八海山

チカさん

イナダを捌いている姿を想像すると もう板さんですね。
だけど一番目に留まったのは八海山ww
新潟 雪 八海山の美味しかったこと 
一升瓶がまた惚れました〜ww 

2013/01/13 10:32:30

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