メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

尺八と横笛吹きの独り言

昨日は、ちょいとつらい・・・・ボランティア民謡演奏でした。 

2012年09月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●今回のプログラムです。 

全部で15曲で、いつもより2曲ほど多い。
水戸黄門のテーマソングから始まり、炭坑節でフィニッシュするいつものパターン。
 童謡に定番の「ふるさと」と季節感のある「うみ」を入れた。季節により「ジングルベル」「こいのぼり」「お正月」などと変化する。
「武田節」「ふるさと(童謡)」「黒田節」などは、みなさん口をよく動かしていました。
fue殿は全曲14曲(テープの暴れ太鼓を除く)を連続で吹きました。
暑い・蒸し暑い・湿度が高い・・・・まるで風呂の脱衣所のような湿気。
外は1日中、雨の天気でしたね。
 これだけ湿気があると、尺八や三味線の鳴りが悪くなる。
2尺の尺八が鳴りが悪い。三味線の絃が一回きれました。

 
●こんな感じで、およそ職員を含めまして60名ほどの参加でした。
当日は13時集合、音響機器接続、リハーサル、14時開演、15時終了。
およそ1時間のボランティア民謡演奏でした。
 尺八2名・三味線6名・歌手3名の11名ほどの楽団構成。

 
●踊りは「外山節」「あばれ太鼓」「長崎のんのこ節」「炭坑節」の四つでした。
普段は毎週火曜日がボラ(ボランティア)練習日。
「長崎のんのこ節」のサラ踊り(小さなお皿をすりあわせる)も練習していた。「ああだらこうだら・・・・」
女衆が口角を飛ばし、船頭多くして舟も山に登ったことがある踊りだ。
 本日は退場のときの様がうまくいかなかったようだ。「なんじゃいこれは・・・・」
などど内輪で言っていたぞ。
「天竜下れば」の歌手が今回は声がおかしかったぞ・・・・
「この間から声が出ないのよ・・・・」みな生き物だから、いろいろあるねえ。


さて、ここからがちょいと重たいお話になります。
●59歳になる息子が我々ボランティアの仲間でした。三味線担当でした。
ボランティアと施設の方との外渉をやり中心的な動く存在でした。その彼が先日のこと、あっというまに膵臓癌で逝ってしまいました。我々のボランティア仲間20数名がお通夜に参列いたしました。
遺影を見て「やっぱり亡くなったんだ」・・・・そのくらい急なことでした。
その通夜にはご両親が参列していません。
「急なことで、ご両親(85?6歳)にとってはあまりにもショックで息子の死については知らせていないそうです」「知らせれば、ご両親は相当なショックで寝込んだり動けなくなったりすることを避けたのでしょう」「それが親族の判断で、ご両親が入所している施設でも二人には知らせていないそうです」
●そのご両親が入所されているのが・・・・昨日行ってきた施設なんです。
「うちの息子はどうしていないのですか?」と聞かれたらどう答えよう??
お仲間は皆、同じようにそういう不安を思いながらの演奏でした。
fue尺八のまん前に、ご両親が車いすに乗りながら位置しました。
吹きながらも表情を見ていました。
「息子を見つける風ではありません」「わからないようです」「いっしょに唄っています」「わからないようです」「息子さんが亡くなったのは知らないような気がします」
●施設の方にそっと聞いてみました。
お二人は惚けてはいないです。息子さんのことはご家族の要望で知らせていません。
いろんなボランティアが来られますので、自分の息子が出ているボランティアが今日のこれであるという認識がなく、誰が誰だかわかっていないと思います。
奥様は時々、お見えになります。

 
●会場での簡単な反省会。
亡くなった彼は、仕事を農業に変えて大きなプロジェクトを動かそうとして矢先でした。
亡くなった彼の農場で作った小麦粉で、お菓子(おやき)を会員のお一人が作ってきてくれました。これを皆でほおばった。「いただきまーす」
今日はお彼岸だわ・・・・この席のどこかに彼も見ていることでしょう。
写真の前列向かって一番右がfueです。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ