にいたかやま

浅丘ルリ子VS男俳優 

2024年03月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

ルリ子様の身体
身長-156センチメートル
体重-35キログラム
自動ドアが作動しにくく、監禁状態になることもある?

「若い人」のロケ地長崎で、浅丘ルリ子は後輩の小百合を誘った。
「サユリちゃん、お昼一緒に食べましょう」
浅丘ルリ子と彼女の妹と小百合は「長崎の皿うどん」を食した。本当に美味しかった。
そして小百合は、驚愕のエピソードを述べる。
浅丘さんはやせていらっしゃるのに、食欲旺盛で、なんと姉妹は、四人前の皿うどんを平らげてしまったのです。そして宣いました。

「日活の厳しい撮影に耐えるには、一に体力、二に食欲よ」
小生は登山を趣味としてる者ですが、高尾山の神仏が唱える、六根清浄の健康な精神と体力を保つには、プラスアルファの新陳代謝が必要ですネ。

小生は浅丘ルリ子著「私は女優」を読み進めながら、大食のエネルギーパワーの行く先を思案した。

「信子様」は典型的な父ちゃん子で、父浅井源治郎に厳しくしつけられた。
「社会常識として時間だけは遅れてはいけない」
「人との約束はきちんと守りなさい」
ところが、映画会社のスター俳優たちにはこれにルーズな悪癖があり、ルリ子様はこれに堪忍袋の緒が切れ、ヤクザの女親分のような啖呵も切る。

高橋英樹に対するエピソード
ある日、弟分としてかわいがってきた高橋英樹が遅刻してきた。
ルリ子は、顔が売れてきて調子に乗ってるナ、懲らしめてやる必要があると判断して、彼を呼びつけた。
「ねえ英樹。あなたさ。他人をこれだけ待たせておいて、何様だと思ってんのよ!!」
直立不動で、彼女の詰問を受け承り、彼は大変恐縮し反省し、二度と遅刻することがなかったそうである。

勝新太郎とのエピソード
シリーズの主役である彼が、ほかのスタッフを二時間も待たせて、マイクロバスに乗り込んできた。ロケバス内は険悪な空気に満ちており、彼はるり子からなだめようとするが、彼女も強情でへそを曲げたらテコでも動かない。
映画の作品は主役といえど他の俳優・女優・裏方のチームワークからなる綜合芸術だから、最終的に勝新は、何度も何度も頭を下げながら謝罪する。
「な、るり子。俺が悪かったよ。本当にごめん。どうか機嫌を直してくれないか…」

高橋英樹の身長は181センチメートルで体重は80キログラム
体格の勇ましいアクション俳優が、悪人を成敗する正義の俳優も,浅丘ルリ子の前にひざまずき屈する。ナント、痛快なお話でしょう。

芸能界万歳!!



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