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敏洋’s 昭和の恋物語り

[蒼い情熱 〜ブルー・れいでい〜](十七)どしゃ降りの雨 

2023年06月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 外はもう、どしゃぶりになっていた。少年はかなしかった。肩をたたく雨が、いっそう少年のこころを重くしていた。そしてその雨とともにほほをつたう涙も、とまることを知らなかった。
「ごめんなさい……」と、消えいるような声が。そしてそれが少年の耳にとどいた時、ふたりの黒服によって外へとつれだされた。
 少年のこころに、後悔する気持ちが生まれていないことが救いだった。といって、少女を責める気持ちもない。心情を伝えられなかったことが、残念だった。ただただ、残念だった。……残念だった。
“どうして分かってくれない!”“どうして……なぜ……どうして……なぜ……” とつぜんに腹立たしさが込みあげてきた。
“なにを、伝えたかった?”“誤解されたって? なにを?”“うなずいてくれれば、良かった?”“話を、したかっただけなのに……”

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