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吾喰楽家の食卓

国立演芸場六月中席三日目 

2022年06月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

昨日は、国立演芸場へ行った。
急に決まった旅から戻ったばかりだが、落語は一ヶ月以上前から決まっていた。
旅先では殆ど失敗をしなかったが、昨日は最寄り駅に着いたら、補聴器を忘れていることに気が付いた。
落語を聴くのに補聴器は必需品なので、家に引き返すしかなかった。

それでも、朝の電車が多い時間帯だったので、事なきを得た。
昼餉は、池袋のデパ地下で食べることにした。
千葉県産生マグロを使った、限定メニューの中トロ丼を、生ビール付きで選んだ。
若いマグロだったのか、中トロにも関わらず、さっぱりとした味わいだった。

六月中席は、柳亭楽輔が仲入りを務めるが、四人いる弟子の中から、前座、二つ目、真打の三人が高座に上がった。
二ツ目は二人居るので、日替わりで出演しているようだ。
楽輔がトリならともかく、仲入りの弟子が三人揃うのは珍しい。
落語の技量は、必ずしも地位の順ではないが、流石に真打の小痴楽は巧かった。

トリを務めた三笑亭夢太朗が、昨日のお目当てだった。
歌舞伎でも上演される、古典落語の『らくだ』を高座に上げた。
気の弱い屑屋さんが、酒を飲まされて豹変する様を見事に演じた。
コロナ対策の規制が緩和されたのか、師匠は高座姿のまま、以前のようにロビーで見送ってくれた。

   *****

写真
2022年6月13日(月)の昼餉と中席の演題

御礼
「蕎麦の食べある記No.32」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



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