どうでも雑記

お独り様のシニア人生 

2022年01月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生自論

お独り様のシニア人生

夫婦一緒に逝くわけでないから残されたどちらかはその後の人生はお独り様です。
日本人の平均寿命は男性が81,64歳 、女性が87.74歳だから約6年女性の方が長生きする。更に夫が年上なら、その分プラスすると10年ぐらい女性はお独り様人生を送ることになる。

そして夫の自宅介護で疲れ果て心身の老いと自身の病気で自分はどうなるのか、大きな心配事になる。さらに老いが進むにつれて支援や介護が必要な独居老人で過ごすことになる。

歳の順に逝かないにしても、誰しもこのことを考えて「ピンコロ」のピンコロ大往生を願っている。病気に苦しむことなく元気に長生きして、病まずにコロリと逝きたい。
それが理想で難しいなら多少は寝込んでもいいから、少しずつ死に向かっていく「ネンネンコロリ」でもいいが、こればっかりは思い通りにはいかない、神様でも無理だ。

選択ができないとしたら、どの様なかたちになろうが突然起きた想定外の出来事ではなく、シニア人生をどの様に送るか、それぞれの生活環境条件や健康状態を考えながら、この先の変化を想定しての備えや対応できる心構えをもって、人生の終わりに向けて最後まで生き甲斐という証の持てるシニアライフを創造することが大切だと思う。

長男長女が家を継ぎ、子供が同居して親の面倒をみる。それは現代社会では死語に近い理想なので、子供を独立させた後は子供に頼らず、経済的な裏付けも含めて自分の人生は自身で創造してゆくことにする。その上で家族があれば子供達も含めた援助などの支援体制がとれればと考える。

夫婦がお独り様になったときの孤独感や寂しさは辛いが、それは克服するしかありません。その辛さや寂しさは日が経つにつれ薄らえていく、そして健康で老いてゆくだけなら独りでいることがわずらわしさのない生活になり、やがて孤独感から解放され、独りでいることが気楽で楽しいことにも気づくだろう。

社会的には孤立化しない地域社会の環境と仕組みを充実することだが、その過程においては今の福祉社会の環境に合わせて、孤立しないことを地域社会に求めていると思う。
国の高齢化社会への対応は遅れているが、それでもシニアライフを楽しくする各種の制度も日進月歩で進んでいるので、それを活用することも安心や生き甲斐につながることだと思う。

老いても体力的に働けるのは幸せです、働けなくなったらどうするか、趣味を更に増やすのも良いでしょう。特に在宅時の寂しさを解消のためにも自宅で楽しめる趣味もよいと思うが、孤立化を防ぐには思い切ってサークルなどへの参加が思わぬ生き甲斐になることも多く、友達づくりのきっかけになる。

お独り様の寂しさは個人差があります。寂しさや孤独感からペットを飼う人も多いです、それも一つの方法だとも思う。だけどペットが犠牲にならないこともペットへの愛情です。

シニアでも健康で若い段階なら再婚ということも十分考えられる。ただし、寂しさの解消や経済的なことだけでの再婚は問題が起きやすい。そしてお独り様には離婚、死別、最近は結婚しない人も多いです。

いずれにしてもそれをお独り様人生とは言わず、それぞれ生き甲斐という価値のある人生であり、生き方やその価値観は基準がある訳でもなく、他人が評価することでもない、最終的には自身がその時々一生懸命生きた証として得た価値観だと思う。



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有難うございました。

萌(モエ)さん

Kenさん、お返事ありがとうございました。

 ブログの内容に納得致しました。死別を体験されてなくて
 あの内容を書かかれたのかと気になったのです。

 私はまだそこまで気持ちが行っていませんが、そうなれば
 嬉しいと・・、少しずつなりつつあるような気もしています。

2022/03/08 00:18:42

萌さんへ、

素浪人kenさん

「人生自論」というタイトルで、今までいろいろ書いてきましたが、昨年このサイトを退会したために、投稿記録が全てなくなってしまいました。
これは再入会で初めて投稿したものです。読んで頂きありがとうございます。

妻は47歳という早い旅立でした。娘2人は中・高生でした。二人が幸せな家庭を築くまで責任をもって育てることが妻との約束でした。それなくして自分の幸せはないとして、生きてきました。
二人の娘が自立して、妻との約束から解放された後は、気持ちを青春時代に戻して好きなことをやってきたら、この年になってしまいました。

2022/03/07 15:58:12

ゆらりさんへ、

素浪人kenさん

社会という仕組みの中で生きていける訳ですから、他人との関わり合いも楽しむ。信頼できる友人も大切です。趣味やサークルを通じた人間関係も楽しむ。そして一人で好きなことをやることも生き甲斐でしょう。
人間は生きていく上で、体調や環境の変化で、過ごし方が変わります。求めるものも変わります。従って、使途との関わり合いをそれに合わせて、うまくコントロールすることが大切で、孤立化しないで関わり合いを楽しく持つ、一方では孤独も楽しむ。人間関係において、自分はこうだ”と決めつけないで、上手な生き方ができれば、よい人生になるように思います。
ゆらりさんは、社交的で明るい性格でもあるので、落ち込んでも立ち上がれないとか、孤立化してしまうことはないでしょうね。後は老いに合わせて、いつまでも心身の健康ですね。

2022/03/07 15:39:29

伴侶を亡くすと言うこと

萌(モエ)さん

 Kenさん、始めまして。
 
 大変興味深くブログを読ませて頂きました。お聞きしたいのですが
 Kenさんは既にお一人になられているのでしょうか。

2022/03/07 12:44:06

ソロ&スローライフ

ゆらりさん

おひとり様になってもう随分経ちますね〜

最近では自分がおひとり様であることを
忘れしまう事が多くなりました((´∀`))ケラケラ

子供が独立し仕事に没頭し、気が付いたら仕事も引退間近の今日この頃・・・
私にとって仕事とボランティア活動は収入の有無以外の違いは無いものでした。気持ちの比重は同じだったような気がします。今後は気力と体力が続く限り、今までの仕事がボランティアへ移行するだけの様な気でいます。
コロナ禍でも町内会の役員を続けたり、シニアサークルのグランドゴルフに週二回参加したりと一見他人との交流が多そうですが、所詮はおひとり様なんでしょうネ!
昨年の流行語大賞に「ソロ・キャンプ」と言うのがありました。ソロって一人で活動すること、一人旅はソロ・トラベル!自立してるって感じで、いいなって思います。

人生もこれからは

   ソロ&スローライフがいいかなって・・・(^^♪

2022/02/16 21:57:52

喜美さんへ、

素浪人kenさん

いつも思っていますが、喜美さんの生き方に憧れています。老いても人が集まる(来る)家、それは喜美さんが健康であることと人柄だと思います。
このナビ友からも多くの方が遊びに行かれていることも知っています。
SNSをやっていること自体素晴らしいと思いお付き合いさせていただいています。
ありがとうございます。

2022/01/13 10:27:15

大家族

喜美さん

私は兄弟が大勢でしたから此処に嫁いでも
それほど人数は よかつたですけれど矢張り
色々ありましたけれど長女で纏めていたせいか
主人も其れ知つてか円満でした主人が亡くなつてからは子供二人が本当に良い子で離れていましたけれど良くしてくれたので淋しいと考えることもなく お友達も(パソコンの)大勢で遊びに来てくれ楽しく仏さまに感謝のお線香あげています

2022/01/13 10:07:03

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