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尺八と横笛吹きの独り言

民謡も仕事も・・・・マーダ現役だあ・・・・ 

2011年08月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 
●昨日の民謡練習会の「お題」
10月の「おさらい会」の選曲中ですから、各自思い思いの唄がリクエストされる。
 忘れかけた唄が惚け防止に登場する。
十三の砂山・姉こもさ・
●相馬土搗唄
(fue唄・三番まで歌詞を見ないで唄えました。2尺。
三味線さんが、2尺三下がり(ロレハ)の3の糸のハが取りにくいとのことで、2律下げた2尺2寸の二上がり(ロチロ)で合わせます。吹くのは2尺管。)
2尺の三下がりに合わせるのが常道だが、2尺2寸の二上がりでこれを合わせてしまっている。2尺2寸の二上がりで合わせると、なんと2の糸と3の糸は2尺と同音だから都合がいい。グッドテクニック。誰が発見したのだろう。楽理がわからない時代は先輩の誰かがこれに気づいたはずだ。
しかしこうすると困ることが起こる。
尺八の1の糸の音の2尺2寸のロ音は2尺の本来の音では2尺のツのメリ音にならなければいけないのに2尺2寸二上がりで合わせたため、本来の音より2律低いロ音になっている。1の糸の尺八音は本来の音より2律下げた音になってしまっている。つまり誤魔化しているのさ・・・・そんなことしていいのかい?それはまずい。真似してはいけない
(良い子は・・・・)。
 1の糸の尺八音はツのメリ音でないとまずいのがロ音になってしまう不都合がでる。
しかし聞いている方は三下がりの1の糸が尺八とフィットしないはず。
そんなことは、ほとんどわからない。(プロはこんな誤魔化しは絶対しませんね)
三味線音が「三下がり」にフィトしないで無理矢理唄っている。あまり良くないことだ。
本来は三味線さんは2尺でロレハの三下がりをピタット合わせられないといけないのだ。
三下がりの唄、最上川舟唄なども同じだ。
最近このヘンテコな誤魔化しテクニックの意味がようやく・・・・少しわかってきた。
●他のお題曲
さんさ時雨・
帆柱起こし音頭(いつも二上がりですが、本調子でした。譜面を書き直さねば・・・・)
・八戸小唄(お久しぶり、前奏を忘れた)・
長者の山・シャンシャン馬道中唄・秋田長持ち唄・
隠岐祝い音頭(これも久しぶり、これは練習しないといけない)
・伊勢音頭・両津甚句・日向木挽き(この会では珍しく5寸の高音)
大滝節(秩父の大滝村の民謡・前の会でよく唄いました。もう忘れましたが、すぐ思い出しました)

 
●越後追分(新潟県)の練習
先日より、この追分の練習に余念がない。
この唄は難しいが心地よい唄。元は民謡界での最難曲の江差追分だ。
難しいわけだ。10月には吹かなくてはいけない。
通勤電車で聞こえぬよう小さい声で唄っているのだが・・・・気づいて・・・・周囲は妙な顔をしている。
惚け老人と思われているらしい。
一度舞台で吹いているので、やや安心。
次の二箇所の節回しが難しい。
,気暁箱
⊂發←
●前奏(尺八)
(ソイ ソーイ ソーイ ソイ)
ハアー(アアア) 佐渡へ(ソイ)
八里の
さざ波(ソイ) こえてよ(ソイ)
鐘が(ソイ) ハー きこゆる(ソイ) 
寺泊
立山しぐれ(エエ)て(ソイ) 
越後は雨よ
エンヤラ(アーア) サノサ(ソイ)
かすかに見ゆるは(アアア)
佐渡(オ オ)ヶ島(ソイ)
佐渡と越後の
境のさくらはね(ソイ)
花は越後へ
実は佐渡へ
(ソイ ソーイ ソーイ ソイ)


●3D(スリーディー) CAD(キャド)のお話。
さて、職場でのお話。
コンピュータによって図面を書くCADに取り組んでいる。写真はこのソフトで書いた部品の立体図だ。なかなかおもしろい。
 35台のCADがリース(賃貸)がこの三月をもって切れる。
そこで、国内のCADメーカ三社のA・B・C社とヒヤリング有り、さらにデモストレーションと忙しい。
 毎日1社づつ4〜5名の商社やサービスや営業の方とお会いして説明やら講習会やらを毎日受けている。できればこの役を逃げたい。退職して嘱託の身・・・・
 一台10万程度のものが35台だから350万(リースだから実際にはもっと低価格だろう)ほどの商いの入札がこれから順次追って迫ってくる。
 なんでこんな重要な仕事が現役でない私に・・・・ついはまってしまったからしょうがない。誰もいない・・・・職場の若者はあまり感心がないようだ。
エエーイそれなら、やれるところまでやって後進に道を開いておこう。
 それが今の気持。
課長さんを全面にだして、私は絶対に表にでないようにしよう。
もめても、全面に出れば「嘱託の身で・・・・」という声も出てくるものだ。
 仕様書・我々の希望・どうしてこの会社のCADか・・・・などやることはたくさんある。

 
●二次元から三次元に移動したり、三次元を二次元図面にしたり・・・・
アセンブリ(写真右)という組み立て図から二次元の三角法投影図に変換したり、あっという間に部品図パーツに変換したり・・・・マジック。これはやりだしたら5年はかかりそう。大変なことに首をつっこんでしまったよ・・・・
●CADは各社とも様々な機能がある・・・・どれもナルホド・・・・スゴイとうなづくものばかり。私などはこの会社にきてはじめて3D(スリーディー) CAD(キャド)という三次元の立体図に触った初心者だ。
いままで2D(ツーディー) CAD(キャド)ばかり6〜7年やってきた。
ひょうんなことで、ここのCADを担当するこことなり今回のリース契約が切れる時期と私が重なったというわけさ・・・・皆大変だからこの時期を避けて担当しなかったわけだろうな・・・・いわば貧乏クジだがこれも嘱託での運命。
おこがましいがボランティア精神で後進への道をつくっている。
ちょいとやりがいもある。越権行為にならぬよう、目立たぬよう(職場で尺八を吹いているのでもう目立ってイラァ??)、全面にたたぬようやっていこう。
●デモ講習会は月曜日もある。なかなか休めないでいる。
トップソリッド(TOPSOLID)という世界的な三次元CADには興味がある。
三次元で書いた図面で図形の変形がシュミレーションできる。
 作成された立体で、ある部分を固定する。他端に1万N(ニュートン)の力を加えたえたときにどう曲がるかシュミレーションできる。そしてストレス(内部応力)の度合いが図面で表すことが出来る。ストレスが赤色になればストレスが大きいので図面寸法を変更、再度荷重をかけてストレスをチェックする。
これはおもしろく興味がある。
 スカイツリーなどの設計も三次元CADにして、同じようにして振動のシュミレーションをして設計されたのだろう。
 やりたいことがたくさん・・・・しかしもう退職の身ですよ。
これからは・・・・あまりストレスはかけないようにね・・・・(・・・・と思っている)
明日は・・・・箏曲「尾上の松」の尺八だけの下合わせがあるです。

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