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尺八と横笛吹きの独り言

山中湖の忍野八海(おしのはっかい)から無事に帰りました。 

2011年08月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●7月31日から8月2日まで2泊3日、山梨県押野村(おしのむら)まで恒例の・・・・
別名「高齢」の・・・・(笑)・・・・三曲合奏の練習合宿に行ってまいりました。
最高年齢85才〜77、68,64、57〜50代の方かなあ?総勢11名の参加でした。
こんなに広い32畳の和室を使わせて頂き、音は昼夜と出し放題。貸し切り状態でした。

ここの民宿ははじめてですが、邦楽練習にはぴったりの民宿でした。
評価は二重丸(◎)、110点です。(いままでの中で一番いいですね)
広い和室で照明が明るい。景色がいい。観光地である忍野八海(はっかい)まで4分くらいの近い距離。周囲の環境がよく音は心配ない。宿の対応良、風呂が大きい。
●山梨県忍野村(おしのむら)忍草(しぼくさ)の住所で、富士山写真の絶景ポイントの民宿だそうです。
忍野村はオシノムラと読めますが、地名の「忍草」は読めない。そこで歩いているオバサンに聞きました。正解は・・・・「しぼくさ」と読むそうです。忍草(しぼくさ)と読みます。普通に読むと忍草(しのぶくさ)ですねえ・・・・
●シダ類の シノブの別名・・・・しのぶ‐ぐさ 【忍草】を「しぼくさ」と読むようです。
土地の方は「しぼくさ」と読み、ほとんどの観光客の方はこの地名を正確に読めないそうです。
            
 
●絃方6名(内男性1名)
絃方(いとかた)の箏は6名。カルチャーでの生徒さんやら、大師範のベテランやら・・・・
最近はじめられた男性(68才・大学教授)、最高齢の85才の方まで様々の方が参加されました。幹事長の奥様も参加予定でしたが、自宅のワンチャン(ダックスフンド)が急にヘルニアになり犬の介護で不参加でした(残念)。幹事長は終始、この愛犬ワンチャンの病状の連絡をとりあっていました。(心配・心配)
 犬のヘルニア(腰が抜けて歩けなくなります)は怖いです。我が家のジョン君も一回やっていまして、ソファーや階段の乗り降りは特に注意しています。

 
●宮城道雄「比良」の譜面。赤の部分の倍徐がむずかしい。思いだしてなんとかいきました。この曲の旋律がいいですねえ・・・・
●練習メニュー ―蘰?。隠瓜?腺隠音?仝畍紕隠鎧?腺隠兄?,よそ4時間30分
「千鳥の曲」65点 ・・・・まずは竹調べ・ウオーミングアップ
「六段の調べ」二回演奏
  65点・75点(自己採点60点台はなんとか吹けて、若干の課題有り)
「軒の雫」75点、75点(75点はなんとか演奏会で耐えうる段階。)
「比良」60点、60点(倍徐でつっかえた)
「春の訪れ」60点、65点(どうも秋の演奏会で、私が吹くようになるらしい)
 (音質、間、情感などが課題です。なんとか吹けます)
「夕顔」65点、75点(この曲はつかえないで吹ける唯一の曲ですね・・・・秋の演奏会では他  の方が吹くようです)
夜は希望者による自主練習で「春の海」やら「初鶯」やらを吹かれたようです。
・・・・私は「大河ドラマ」・・・・「江」を見て早めにダウンしました。


●「春の訪れ」宮城道雄
ほぼ1日一回は吹いてきた6寸の曲ですが、1面1管(箏1尺八1)でやるとボロが見えます。
あとは音質。と間がうまくとれるといい。最初の尺八の出だしが早すぎるようだ。
 この曲は簡単なようで難しい。この曲は師範試験の課題曲の本命と考えている。
練習メニュー◆‘麁?棔。校?腺隠音?仝畍紕隠鎧?腺隠技?,よそ5時間
夜間7時30分〜9時 およそ1時間30分
「春の訪れ」65点
「せきれい」40点、40点(この曲はむずかしね)
「小鳥の曲」40点、40点、40点
「初鶯」60点(鶯の谷渡りを含めてフル伴奏・なんとか吹いちゃいましたけど・・・・?)
「萩の露」55点、55点
「千鳥の曲」80点(まあまあです)
「六段の調べ」80点(1管1面での演奏)
「四季の詠」60点
●夜の部
「六段の調べ」65点
「春の海」50点(ゆっくりめに弾いていただき・・・・なんとかですね)
「萩の露」(問題の箇所をなんども、弾いて練習)
「夕顔」

 
●夕食です。民宿ですからこんな感じです。ビール5〜6本注文。
「カンパーイ」「よろしく・・・・」
一泊6500円。2泊3日でお一人費用2万円(宿泊・昼・飲み代等)。
 精算してお一人3000円の戻りがありました。

 
●こんな民宿でした。
なかなかきれいなお宿です。テニス合宿の方、邦楽のプロの方の合宿、ギター団体の合宿やらがあるそうです。お宿の名前は「富士の家」(ふじのや)さん。
宿のご主人は富士山写真がご趣味のようで、壁に多くの富士山写真が飾られていました。
 ここはお奨めですね。たまたまこの8月の時期に空いていましてラッキーでした。
私らの合宿の予約のあと、東大野球部がこの宿で合宿を希望されたようです。
野菜類(きゅうり、なす、ゆうがお、かぼちゃ等)はすべて自家製です。

●三時に出た「とうもろこし」。

これがおいしい・・・・バリバリと二つ食べてまた練習じゃ・・・・

 
●四季の詠(ながめ)
練習メニュー 最終日(午後帰宅する日) 9時〜12時 およそ3時間
「春の海」40点(早く人様の前で演奏が出来るようになりたい曲。まだ40点段階)
「萩の露」60点(長い曲、足が痛くなると・・・・廊下に移動して座椅子使用)
「六段の調べ」(比較的、習い始めの方。なんども演奏しました)
「千鳥の曲」(これも何度も練習。最初の5行目のところ、箏がない部分がある、ここで      尺八がまごつく。相手(箏)の呼吸ばかり待っていると失敗します)
「比良」60点、70点(倍徐箇所がうまくいった)

 
●「六段の調べ」
今回は何度もこれをやりました。初心の方と少し遅めで吹きました。
 やはりこの曲はある程度早くないと、間が外れます。
音源の箏だけの「六段」はめっちゃ早くて、追えませんが、遅すぎても追えなくなります。


●ようやく富士山が見えました。
ほとんど、合宿中は曇りの日でした。宿の売りの「富士山」がようやく姿を見せました。
 半袖では夜は寒い。長袖で寝ました。
夏休み中でしたので忍野八海の観光地はにぎわっていました。

 
●「萩の露」この曲の赤線部分。
2Pの三下がりでつっかえます。何度もうまくいきません。「ハ」を一つ入れるかどうか皆で悩みました。結局「ハ」をもう一つ入れることとなりました。
 私は音原にこの部分だけを録音して何度も繰り返し聞きました。
私だけの秘密の結論は「ハ」を入れなくともいいが答えでした。
 「いとどおもいを・・・・」の下り。
この時、箏の「い」の声を待つ、「ハ」で箏の音と一緒に拍づつ数えていくとうまくいく。「ハ」の音を聞いて一緒に出るところがミソだ。
デジタル的に拍数を追うのでなく、箏の音に合わせる方法でよい。
 うまく拍数の計算通りにはいかない。音を待てばいい。それが私流の結論。

 
●こんな藁葺(わらぶき)き屋根の家がありました。
忍野の家は立派な家が多い。お城のような邸宅と600坪位ある民家が多い。
藁葺き屋根の古い民家群がある。
 「日本昔話」のアニメに出てくるような民家だ。(入場料200円でした)
●後書き
なかなか実り多い合宿でした。
年々、なんとか合宿課題曲を追えるようになったかなあ・・・・
 前回も合宿中に地震があり、今回も地震(震度3)がありました。

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