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太田知子の いきいき!健康長寿
多彩な文化の国・スペインの旅 その3
2019年12月05日
テーマ:テーマ無し
コルドバから約3時間、バスに揺られグラナダへ。
この日の夜、フラメンコショーを見に行った。
グラナダのアルハンブラ宮殿の向かいの丘に白壁の家が建ち並ぶアルバイシン地区がある。
アルバイシン地区の高台からアルハンブラ宮殿を望む
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イスラム教徒の居住区だった場所で、その一角にあるタブラオ(フラメンコを行うショーレストラン)で観賞した。
タブラオはまるで洞窟のようで、奥に白い舞台があった。
ギターが弦を阿かき鳴らし、2人の歌い手(男性)が迫力のある声で歌い始めると、2人の女性による情熱的な踊りが始まった。
靴音がリズムを刻む。しなやかで切れのある動き。時にはもの哀しく、時には激しく。
ギター奏者の隣に座っている長髪の男性がいた。この人もダンサー。指を打ち鳴らしながら一人で踊り出した。
すらりとした長身で、長い手足が激しく動く。時には腿を激しく打ち、切れのある踊り。
かっこいい。思わず目が釘付けになった。
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ショーは1時間。このタブラオは写真撮影も動画撮影もOK。
一番前の席で見ることができ、見応え十分だった。
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翌日は世界遺産のアルハンブラ宮殿へ。
今回の旅で、最も見たかった場所だ。
タレガのギター曲「アルハンブラの思い出」が大好きで、いつか行きたいと夢見ていた。
現在、アルハンブラ宮殿の入場には事前予約が必要で、ツアーでも予約が取れずに中に入れないことがあるという。
心配していたが、無事入場でき、華麗で幻想的なイスラム芸術の最高傑作を満喫できた。
ヘネラリフェ
個人名の入ったチケットをもらい、厳重なセキュリティチェックを経て、まずナスル王の夏の離宮・ヘネラリフェへ。
シエラ・ネバダ山脈の雪解け水を利用した水路や噴水が至る所に設けられていた。
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続いて、訪れるものを千夜一夜の幻想的な世界へ誘うといわれるナスル朝の王宮「アルハンブラ宮殿」へ。
行政と司法が執り行われていた「メスアール宮」、宮殿の中心部である「コマレス宮」と進む。
中庭には青い池があり、池の水にコマレスの塔がきれいに映って見えた。
コマレス宮を過ぎると、王族のプライベートな空間であるライオン宮がある。
12頭のライオンの噴水がある中庭に面して3つの部屋がある。
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二姉妹の間の天井は鍾乳石の精緻な彫刻が施され、ため息の出る美しさだった。
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アルハンブラ宮殿はとにかく広く、歩数計を見ると1万8000歩を示していた。
海外旅行を続けるには足腰を鍛えておくのが必至だと改めて思う。
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