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敏洋’s 昭和の恋物語り

ポエム・ポエム・ポエム 〜正午編〜 =蒼い性= 

2019年02月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



恋人よ ありがとう
    ありがとう


  朝の口づけに目覚め 鳥のさえずりを 耳にする   
  こぼれる香りが 部屋中に漂う
  お前の入れたコーヒーを口にし 強い光りを歓ぶ        
                             
  いつまでもお前と過ごすこの歓び               
  激しい雨に打たれても 幸せだ               
  打ちひしがれた花が 大きく背伸び          
  虹を背にした お前の裸身が眩しい    
       
恋人よ ありがとう                             
    ありがとう  
                          
  夕べの口づけに疲れを癒し 虫たちの羽音を耳にする   
  溢れる生命の水が体に広がり 
  お前の鼓動を感じ 淡い光りを歓ぶ
                                          
  いつまでもお前と過ごすこの歓び
  闇が辺りを包んでも 幸せだ
  闇にとけ込む花が 小さくあくび
  淡い灯りの下 お前の裸身が眩しい                      


  
=背景と解説=

妄想です。
こうなりたいなあ、というあくまで妄想です。
「朝のくちづけ」という楽曲を伊東ゆかりさんが歌いましてね、それに触発されたといいますか……。

しかしうっとうしいぐらいに、単語にこだわっています。
重複させています。
「耳にする」然り「光を歓ぶ」然り「裸身が眩しい」と。
こうすることが「詩」なんだ、と思い込んでいましたからねえ。
もっとも、その傾向は現在でも変わりませんけど。

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