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尺八と横笛吹きの独り言

「初鶯」の谷渡りは無理だわ・・・・ 

2011年05月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●先日の22日(日)に箏と尺八との練習会がありました。
大地震での練習会中止が今の時期になりました。
全国各地では、こういう大地震による中止後の練習会がいまごろ開かれる例がたぶん多くあると思います。
大相撲も本格的に始まるようだし、隅田川の花火は8月末に開催するようだ。
花火はもともと死者の御霊を鎮めるのが本来の意味で鎮魂(ちんこん)の花火だ。
今回は静かに電気を消して亡くなられた東北の方の御霊(みたま)を鎮(しず)めてあげたい。それが日本国民の共通な祈りであろう。
さて前置きがながくなりました。当日は箏4名と尺八4名。

今回は85才になられる近隣の箏の大先輩がおいでになられました。生田流の宮城さんの一番弟子の方に所属されていた方だそうだ。
 宮城道雄さんともお話された方で、とても85才にはお見えにならない。
気温は30℃を超える暑さですが、公民館の和室にはなんとか風が通りました。 
 連日の疲れでその練習会から5日過ぎてしまいました。ようやく今日はお休みがとれましてこれを書き始めました。です・・・・
            
 
●予定された曲目
千鳥の曲・夕顔・茶音頭・春の訪れ・初鶯・萩の露・御山獅子
 実際には千鳥の曲・春の訪れ・初鶯・萩の露の4曲で終わりました。およそ4時間。
「春の訪れ」尺八と箏で1対4でお願いしました。
ちょいといつもと違ってとまどいました。最初は震え、途中で遅れたり・・・・
 まあしかしあんなものですね・・・・25点だなあ。
あと4回位やれば、40点まではいけそう。
 あとは音をきれいに、うまく箏にのれば50点までいける。
口で言うのは簡単ですが、出来ないでおります。はい・・・・
 最後の「萩の露」では足が痛くてどうしょうもなく、吹くどころではありませんでした。(情けなや・・・・)
自分で音源と1対1でやるのとは違い、合わせるのがむずかしいもんだ。
 尺八が複数いればいるほど合わせは難しくなるのでは・・・・

 
●箏曲「初鶯」の谷渡りはもうもう、「難しい・・・・・の一言。
写真の譜面が鶯の谷渡りの部分だ。
 箏や尺八の多くの方はここの谷渡りを避ける。それだけ難解なところ。
5〜6年まえからここに挑戦しているが、唱譜(拍子を口で取る)するのも難しい。
 ここの部分は箏の音が取れない。ただひたすら自分を信じて吹くが合わない。
箏が早く、我々尺八が追いつかないのだ。何度やってもこれ以上は無理で、課題としてエンド。
写真の青・ツハロツハロレは同じ部分がある。
さらに赤・レチハヒタハレにも同じところがある。
この二箇所もポイントだ。
何回も音源を聞いているうちに、紫の○のハで尺八と箏が合う。
 最後に黄色のロハヒハで箏と合う。
練習会でロハヒハで合わない。とっくに通り過ぎたのかもしれない。
紫の線で箏がトントントントンと聞こえている。
 わかっちゃいるけど箏と合わせられないでいる。
私の「初鶯」の音源は加藤条山先生のNHK音源ですが、谷渡り部分のここだけを取り出して合わせているが何回やっても難解だ。(座布団とっちめ・・・・)
 永遠の課題ですね・・・・
都山流尺八の東京試験ではここが100%出る。しかし合奏はしませんから、ただひたすら自分の早さでこれを吹くしかない。(合わせではできないでいる)
 今日もここをやってみよう。(無理ですが、やってみよう)


●箏は4面(箏の数え方は麺でなく面(めん)だ。琵琶も面という)
これを公民館まで運ぶのが一仕事。結構長い車で荷台を折り曲げて積み込む。
自宅に寝ている箏を修理したり、この手前のものは百万近くはするそうだ。
 尺八も箏も高額だ。箏は持ち運びが大変という欠点がありますが、尺八は二つに折れましてカバンに入ります。

 
●少し雨が降りまして、JR拝島駅の喫茶店で反省会。
「ご苦労様でした」「疲れたあ」
「今度は山中湖の合宿に向けての練習、11月5日の市の三曲演奏会だね」
「曲目は何にするべえ・・・・」
宮城道雄。生田流・・・・などのお話が出ました。
「それではまたお会いしましょう」ではでは・・・・

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