やいろ鳥の猫マンマ亭

雨漏り 

2011年05月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 目を覆うような悲惨な現状を映し出すテレビ、天災プラス人災か、自然の中で生かされている事を忘れた奢りか、まるでこの時とばかりに、書き立てる新聞や週刊誌、なんとも嫌な気分が続いている我が家に、これまた人災としか言えない事態状況が発生した。  政府が、東電が与党が野党がとか数ランク上の話ではない、そんな事にゴマメの歯軋りしている、そのゴマメに降りかかってきた事態は、そのゴマメ本人によって引き起こされたのだ。 押入れの中に変調を感じてはいた、まーいいかで放置していた、押入れの中にはどうしようもなく乱雑にに服やズボンが吊るされて目線を遮っていた、次に吊るした衣装を掻き分けていて奥の壁に黒い染みが出来ているのを見つけたが何故だと思ったままにした。 次第に不安になり其の壁に触ってみると張り付けた板がべこべこになっていた、最初に異常を感じてから既に半年以上経過していた原因は雨漏り、其の時業者にすぐに頼むべきだった、言い訳は後から付けられる、年の暮れ、雨も降らず乾いて染みも薄れて、其のうちにと又もや延ばした。 ついに放置でき無い状況と判断決意した時は既に手遅れだった、其の時から雨が間隔を置かずに降り出した、そして今年の梅雨は測候所開設以来五番目に早い入梅と言う事になった、業者が来て天井裏の板を剥ぎ取ると事も無げに言った穴があいています、でも雨が降れば仕事は出来ません。 それから其の穴の下に洗濯たらいを置いて、夜も昼も盥の中に敷いた新聞紙がたてる音に怯えながら雨の日を幾日も過ごした、夜中に目覚めるとしとしとピッチャンしとピッチャン、拝み一刀子連れ狼の歌がどうしょうもなく脳内に響きわたり、あくる日の充血した目、睡眠不足が人災の恐ろしさを思い知らせてくれた。 大詰めは台風2号の襲来だった、業者も気が気でなくシートで覆うかどうするか、シートは強風にあおられたらひとたまりも無いしと悩んでいた、 責任はこの人災を招いたゴマメの歯軋り本人が取ると覚悟を決め一晩中起きて居て、盥に溜まった水を捨てながら凌ぐと言う事にした、台風は土佐の南をかすめ、雨も夕方には小降りになってくれた、。 今日五月三十日晴れ間が広がり、業者が朝早くから来て穴を塞ぎ、割れ目の生じた屋根材を張り替えてくれた、これでひとまず歯軋り人の招いた人災は凌げたが何時も何時もこうはいくまい、喉元過ぎればなんとやら、心して想定外などと言わず、成すべき事はまず先にしておけとこじゃんと(たっぷり)思い知らされた。

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