やいろ鳥の猫マンマ亭

お疲れさん 

2011年05月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 お疲れさん、車の窓越しに覗き込んだら上は鈍い反応、下は眠りこけている、扉を開いてまず上の子の顔を掌に挟み込んで揺さぶったら、やっと億劫そうに笑ってくれた、其の気配で眼を覚ました、下が焦点の合わない眼差しを向けてきて暫くきょとんとしていたが、やっと判ってにたりと笑った、嫁がすまなさそうにかなり疲れていますのでと言訳をする、それはそうだろう、この子達にとって普段は大変楽しい母親の里、爺婆があらゆる歓待をしてくれる普段とはまるで異なった雰囲気での数日間だったのだ、生まれて初めての身内の葬儀への参列、告別式でかしこまって座り、身動き出来ない時間をを過ごす、周囲の雰囲気に身をかたくして、坊さんのお経をきかされる、二人の緊張した姿を後ろから眺めながら何とか姿勢を保っている姿に、爺の方が緊張した事だった、焼香する私に気付いてにっこりした二人の顔のやれやれ感、全てが終わって過ごした後の二日、その二人してのどんちゃん騒ぎが眼に浮かぶ向こうの爺婆jはさぞかし疲れたことだろう、今日はゆっくりとおやすみ、二三日したら、今度は此方の爺婆が揉み苦茶にされるまでお相手しに行ってあげるから。 一歩一歩、楽しみも悲しみもその意味が身に滲みてやがて二人がしっかりと独り立ちできる日が来るまでは生きて居たいとは思うけれど、さてそればかりはどうにもならない、それのしてもお疲れさんでした。

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