電話番号は、188

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トラのミステリな日常

2018年03月15日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

消費生活相談員の方による、研修がありました。
最近の消費者トラブルは、「通信サービス」（ネット）によるものが多いと言う事です。

最近よくある例では、
「初回500円で、送料無料」というパターンです。
試しに、初回だけと思って申し込んだところ、個人情報を記入させられ、銀行振り込みまたはカードで支払いをしたところ、2回目、3回目と商品が送られてくると言うものです。

初回は500円でも、2回目からは5千円～1万円になっています。
20回払いだと言うことです。
「初回だけのつもりで申し込んだのだけれども･･･」と電話すると、
「それじゃ、解約料金が発生する」とのことで、3万円ほど請求された･･･と言うケースです。

うさんくさいところに、個人情報を相手に知らせたことで、その後、いろんなメール等が送られるようになったと言うケースもあります。

とにかく、そういった事で困ったら、「消費者センター」に電話をして欲しいとのことでした。

電話は、全国どこでも「188」です。
大阪弁で、「いやや」となっているそうで、「188」と書かれた啓発エコバッグもいただきました。（写真）

電話で、「188」にかけると、郵便番号を聞かれますので、自分の住所の郵便番号を入れると、最寄りの「消費生活センター」に繋がるという事です。

今回の研修で、「188」を知らない人が多いので、広めるようにお願いされました。

ところで･･･、

クーリング・オフってご存じですね。
消費者が訪問販売などの不意打ち的な取引で契約したり、マルチ商法などの複雑でリスクが高い取引で契約したりした場合に、一定期間であれば無条件で、一方的に契約を解除できる制度です。

クーリング・オフが成立するのには、一定の期間内でないとダメですが、悪質な場合は、期間に関係なく、取り戻せる場合があるそうです。
取り戻せるのは、全額の場合もありますし、残念ながら一部だけという事もあります。

研修の中で、私も思わずだまされそうになった事が、2、3件ほどありました。巧妙な手口に気をつけたいですね。
お金に関することは何でも、自分一人で判断しないで、まずは誰かに相談です。

「オレオレ詐欺」の電話があったり、実際に詐欺まがいの被害に遭ったら、迷わず、「188」に電話して見てください。