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のびたの日記

さくら貝 詩情あふれる 歌になる 

2017年12月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



うだえで沢山の歌を歌う 歌は素晴らしいなぁといつも思う
メロディも勿論だが なんと詩の持つ力の神秘的なものか
私たちに 映像も 愛や恋 ドラマまで 映し出してくれる
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恋の歌なら 瞬時にして その想いの中に入って行くことができる
哀しみの歌なら 涙もにじむ 愛の歌なら その感動の中に溶け込んで行く
浜辺の歌 なら 一緒に海辺を逍遥する
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流れ着いた やしの実 も 遠い異国への想い 海流の不思議 次から次へと思いが巡る
誰もいない海 で 夏の想い出を棄てて 彷徨う姿も見える
さくらがいの歌 砂の上に 淡い桜色の貝 ここからもドラマが生まれる
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私が中学を卒業するころ 少し親しく話をしている同級生が居た
別に恋心を抱く想いは無い この点に関しては 私は全く奥手だったなと思う
この彼女が 私にプレゼントを渡してくれた 
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保田の海で拾ってきたの と言う 
小さい桐の箱に 真綿にくるんだ さくら貝が幾つか入っていた
不思議に 今 思っても 有難うは言ったが 嬉しいとか全然思わない無粋な私だった
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今 思えば さくら貝を桐の箱に入れて渡すなんて 淡い恋ごころがあったのではないか
彼女に申し訳ないことをしたものだ 家に持ち帰ったが大事にせずに どこかへ行った
こんな話をして うたごえの皆さんが笑わせる あはは 私の人生こんなのがいっぱいだ
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この さくら貝の歌には 哀しいドラマが込められていた
北海道・羊蹄山の近くに真狩(まっかり)と言う村がある 歌手の細川たかしさんの故郷だ
鎌倉・由比ヶ浜の近くに住んでいた青年 鈴木義光 さん この真狩出身でもあった
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実は 横山八重子さん と言う恋人がいたが 胸を病み18歳で亡くなった
彼は 短歌を詠んで 恋人を偲んだ
わが恋のごとく悲しやさくら貝 片ひらのみのさみしくありて
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彼の友人で当時 逗子町の役場の職員だった 土屋花情 がいた
この短歌のモチーフから 一篇の詩をつけたのが 私たちが知っている さくらがいの歌の歌詞
作曲家を目指していた 鈴木義光が この詩にメロディをつけ 名曲が誕生した
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うるわしきさくら貝ひとつ 去り逝ける君に捧げん
この貝は 去年(こぞ)の浜辺に われひとりひろいし貝よ
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ほのぼのと薄紅染むるは わが燃ゆるさみし血潮よ
はろばろと通う香りは きみ恋うる胸のさざなみ
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ああなれど 我が想いははかなく うつし世の 渚に果てぬ
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昭和14年 私が生まれた年に この歌が出来た
しかし そのまま誰にも知られずにいた
山田耕筰さんが この曲を気に入って編曲して NHKのラジオ歌謡で流し 一躍大ヒットした
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鈴木義光さん その後 八洲秀章 と筆名 山のけむり あざみの歌 まりもの歌など作曲した
いずれも 私の大好きな曲でもあり うたごえでも数多くリクエスト 私も想いを込めピアノを弾く
山のけむり の作詞 大倉芳郎さんには その後バス添乗で 実際に会ったこともある
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話はずれるが 奇遇は再び その大倉芳郎さんの娘さんの合唱団体の添乗にも巡り合った
信州・小諸の千曲川大橋のたもとに 山のけむり歌碑があり ここで娘さんの団体と一緒に歌った
畏れ多くも 私のキーボードを持参して 歌碑の前で歌ったものである
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さて 八島秀章さんの筆名の由来を聴いて 涙が誘われる
恋人だった 八重子さんの 八 戒名の誓願院釈秀満大姉の 秀 の一字を取って 八島秀章
これらの背景を知って歌を歌うと また違う感動を受ける
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うたごえでは 笑いの話もするが 真面目に曲の背景などを話す
この落差が楽しいと 皆さんが言ってくれる
一昨日 本所地域プラザでの 下町のうたごえ 56名の参加であった
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うたごえのリクエスト 34曲
とうだいもり カナリア 希望 四季の歌 誰もいない海 ひばりの花売り娘
冬の星座 好きになった人 まつのき小唄 お座敷小唄 倖せはここに アメージンググレイス
花は咲く 上海帰りのリル 東京だよお母さん 長崎の鐘 ああ人生に涙あり
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恋しているんだもん 若鷲の歌 ふるさと(五木ひろし) 大きな古時計 忘れな草をあなたに
ブルーシャトー 津軽のふるさと 国境の町 泉のほとり おお牧場はみどり
トロイカ ゴンドラの唄 さくら貝の歌 庭の千草 冬景色 ペチカ 星影のワルツ
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