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のびたの日記
ガイド絶賛 千本いちょう 黄金色
2017年12月08日
テーマ:テーマ無し
全山紅葉の東北の山々 イロハモミジの美しい京都などの紅葉 今年も多くの方を魅了した
美しい自然の織り成す生命の神秘でもある
また モミジではないが 銀杏の黄葉も素晴らしい 陽の光を受けると金色にきらきらと輝く
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銀杏は東京都の木に指定されるほど 私の住む街には街路樹や公園にあり 今 最も美しい
公園などでは 落ちた銀杏の葉が黄色いじゅうたんのようになって これも眼を楽しませる
地方に行っても 山々の間に 銀杏の樹があると ひときわ黄金色に輝いて眼を引く
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数本 数十本でも美しい景観なのに 1千本もの銀杏があるなんて想像しただけでわくわくする
太閤・秀吉が愛した金箔の世界 私たちには この銀杏が美しく彩ってくれるのだ
もう感動の一言よと 昨日の てんがらもんラジオで 現役のガイド 向井さんが興奮気味に語る
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彼女が登場する日は 鹿児島や九州地区の知られざる土地を観光案内する
話術も職業柄 長けているので 聴いているだけで行った気になる
また 今度はどこへ連れて行って呉れるだろうと 楽しみにして話の展開を待つ
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この千本もの銀杏があるのは 鹿児島市から見ると 桜島の後ろ側 垂水(たるみず)市である
一面の銀杏 一面の黄金色の中 そこに居ると 映画のワンシーンの様だと言う
このシーズンには観光バスも押し寄せ 観光客は異次元の世界に身を置き しばし感動を味わう
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多くの人を感動させる千本銀杏 まずは ここが私有地であると言うことに驚かされる
そこにはある夫婦の銀杏に寄せるつい愛と地道な努力 お二人の支え合う愛が見え隠れする
中馬(ちゅうま)吉昭さんご夫婦である 帰郷して受け継いだこの地は 荒れ放題の土地だった
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お二人で夢を描いた ここに銀杏を植えて あの美しい黄金色に包まれてみたい
錦江湾を望むこの地 ふるさとの人たちに癒しと安らぎの場になって貰えたらと願いを込める
昭和53年 まずは50本を植栽した それから こつこつ増やして行き ついには千本銀杏となる
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今では垂水市はおろか 鹿児島県内外からも多くの観光客が訪れる有名観光地となった
鹿児島では 初代景観大賞も受賞され ご自身の努力も夢も実った
私も垂水市はドライブで駆け抜けたが ここは初めて聴くもので 機会があれば是非見たいと思う
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向井ガイドの話を聴いていると 更に行きたい気持ちにさせられる
美味しいもの 歴史もあり いやがおうにも 観光バスに乗って案内されているようなものだ
来年 せごどん(西郷どん)150年 鹿児島がクローズアップされるが 垂水も賑わって欲しい
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ここで食べたお汁粉が美味しいのよと 息弾ませて?語る
普通の汁粉とは違う 餅キビ(粟)を使っているのだ ネットで見たら どうやら ぜんざいであった
凡そ各地で ぜんざいとお汁粉は呼び名も違うが それは ここではどうでも良い
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垂水市では戦前 郷中教育の一環として 赤穂浪士四十七士討ち入りを語り伝える行事があった
旧暦12月14日の夜 小学校の講堂に集合 地元の年配者の語りを聴く 肝試しもある
体が冷える そのため生姜も入れたこの 粟んぜんざい が振る舞われた
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戦後はその行事は無い この ぜんざい も幻の粟ぜんざいとなっていたのである
その他 ヒメアマエビも絶品だと言う アマエビには違いないが興味をそそられるものだ
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垂水市には歴史資料館は無いが 島津家御用達の商人の流れの方が貴重な資料を展示する
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それが 「垂水文行(ぶんぎょう)館」 もともと島津10代貴澄公が 安永5年に建てた
江戸時代の学校である 各地から教師を招き 学問に励ませた
この中には 東京美術学校校長も勤めた 洋画家 和田英作 の父もここで学んだ
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もう一人 垂水市の出身で有名な方は あの 軍艦行進曲の作曲者 瀬戸口藤吉が居る
勇壮なマーチは 1.2番は誰でも知っているメロディ 3番は 海ゆかば のメロディで演奏する
海軍の行進曲でもあり おりしも 今日は太平洋戦争の火ぶたが切られた12月8日
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この時の大本営発表 開戦を告げる時にも この軍艦マーチが流された
私は仕事の関係で 自衛隊のイージス艦進水式も見たが ここにもこの曲が演奏される
戦争や軍隊を賛歌するわけではない 音楽としては 私は好きであるし当時の背景もある
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これは横須賀の歌碑
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きのうも 下町のうたごえで 「若鷲の歌」を歌って貰った 戯れには この軍艦マーチも弾いた
あの虚しい戦争 たった一枚の紙切れで 暁に祈る などの歌に送られ 戦地に消えた若者たち
右翼と言うなかれ 銃弾に倒れ 戦車につぶされて行った命 追悼や鎮魂だけは忘れない
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てんがらもんラジオ ここから聴けます
http://www.ustream.tv/recorded/110347065
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